2017年07月のナックナンバーです



   ホテル雪倉は、

    北アルプス白馬連峰を一望できる和室13室の小さな旅館で、
    栂池温泉 元湯栂の森荘 のすぐ隣りにあり、家族で経営しています。

    ご家族連れの皆さまをはじめ、中高年や職場仲間、北アルプス登山の
    皆様に多くご利用をいただいています。




   ホテルという言葉は、
    もともと「旅人をもてなす」とか「親切にしてさしあげよう」
    という意味から出た言葉だそうです。雪倉はこの
    「親切にしてさしあげよう」という気持ちを大切に心がけています。



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                                  トットちゃん広場は 2016年7月23日(土)オープンです

                                  


*****   7月05日(水)    *****



 

豪雨

6月30日(金)から降り始めた雨は今日5日(水)の朝まで降り続き、
例年の7月一か月に降る雨量以上になったそうです。
写真はJR白馬大池駅前を流れる姫川、怖かったです。
当館前の体育館も避難所としていつ避難してきても対応が取れるように
村役場の職員が準備を済ませていました。
幸い小谷村では大きな被害もなく、今日の午後からは少し陽も射して
ホッとしているところですが、九州や中国地方の雨が心配です。



 

北アルプス国際芸術祭


大町市で開かれているこの芸術祭、期間は6月4日から7月30日まで。
38の作品が市内の各地に展示されています。
3分の1ほどの作品を鑑賞してきましたが、
う~ん 見事、すごい と感心するもの、
これは何だ? と疑問の残るもの、
何が作品なのか理解に苦しむもの、  などなど・・・
それが芸術なのでしょうね。

詳しくはこちら ホームページ http://shinano-omachi.jp/


今日は2つの作品をご紹介します。


作者:高橋治希さん 作品名:北アルプス高瀬川庭園

 


   


   

作品詳細 ホームページより引用

『信濃大町2014―食とアートの廻廊―』でも展示した、床下を流れる水路の水音が心地よく響く市街地の家で、
高橋は今回、作品をリニューアルする。中国の隠者·宗炳の思想をもとに、伝統的日本庭園に見られる
「自然環境のミニチュア化」と「山水画における三遠の法」を組み合わせ、
信濃大町の山水、北アルプス、高瀬川を、流域に自生する植物をモチーフにした磁器で表現しながら、
室内をひとつの庭園空間ととらえて創作する。

感想
焼き物はかなりの重さだと思いますが、天井からテグスで吊ってあります。
それよりもどうやってこの作品をこの建物の中に運び込んだのか?
良く見るとつなぎ目らしきものが・・・。
花や葉のそれぞれに絵付けがしてあり、見事なものです。
古い家、床下を流れる川、通りから少し入った閑静な場所、ホッとする心地よい空間でした。




作者:コタケマン 作品名:セルフ屋敷2

   


作品詳細 ホームページより引用

「セルフ屋敷」は、部屋、廊下、台所など家のすべての空間を、思いつくまま加工して創作で埋め尽くした作品。
今回は「命の誕生」をテーマに、地元商店街に呼びかけ、日常で出た卵の殻を集めて絵や装飾を制作し、
かつてピアノ教室だった店舗の天井や壁面などを覆う。また、部屋全体を原色の絵画で埋め尽くしたり、
町で拾い集めた流木や骨などに着色して部屋をコラージュしたりと、予測不能な空間が現れる。

感想
何とも不思議な空間です。12の小部屋にそれぞれ違った場面が現われて、全体で生命の誕生を
表現しているとのこと。上手に理解することはできませんでしたが、ただ 
これだけの作品を作り上げるのには大変な日数がかかっただろうなぁと思える力作。
   ちょうど作者がいらっしゃり、一か月半ほどかかったそうです。
その努力には頭が下がりますが、残念ながら自分には作者の意図をうまくつかむことができませんでした。
芸術を理解するとかどうとか という問題ではなく、何というのでしょう・・・
芸術とは感性の問題 そう感じるままなのでしょうか。
不思議の国に放り込まれてしまったような時間が流れました。






栂池自然園

大雨で昨日はパノラマウェイが運転を見合わせていたそうですが、
今日は朝から運転再開。
雨で雪融けはだいぶ進んだようですし、被害もなかったとのことです。

詳しい情報はこちらから   栂池自然園 ㈱おたり振興公社のページより

写真はイメージです
 

パノラマウェイ乗車券 ゴンドラリフトとロープウェイ+栂池自然園入園券(300円)付き
通常価格 大人 3.600円 → 当館扱い料金 3.220円  380円お得
       小児 2.050円 → 当館扱い料金 1.820円  230円お得

どうぞお出かけください。






*****   7月12日(水)    *****



 

 
栂池自然園

7月7日(金)栂池自然園に行ってきました。
まだこんなにミズバショウが咲いているの(残っているの)? という感じでたくさん咲いていました。
昨年はパノラマウェイ (ゴンドラリフトとロープウェイ) が運行を始めた6月1日には、
ほとんど花が終わってしまっていたのに、昨年と比べると約1ヶ月 花の時期がずれているようです。
標高は 約1.900m

他にもたくさんの種類の花たちが咲いていました。

    
 サンカヨウ(山荷葉)雨にぬれると、花弁が透き通って見えます(左の写真)


    
 キヌガサソウ(衣笠草)                タカネザクラ(高嶺桜)花はとても小さいです


    
 シラネアオイ(白根葵)日本の特産種です     浮島湿原 まだ淡く優しい緑です
 私の母校 大町高校では(白嶺葵)と書いていました。



白馬五竜高山植物園

7月10日(月)白馬五竜高山植物園に行ってきました。
標高は 約1.500mから1.600m、 300種以上の植物を楽しむことができます。
ここの人気は何と言っても 高山植物の女王と言われる「コマクサ」、
そして「ヒマラヤの青いケシ」 一度は見たい憧れの高山植物と言われているそうです。


    


    
 タカネバラ                       ゲンチアナ・ディナリカ (和名 チャボリンドウ)
                   エーデルワイス、アルペンローゼに並ぶスイス三名花の一つ


高山植物は実際に登山をして、自然環境の厳しい中に咲いているから美しい、
植物園のように簡単に見られるのはどうなのか?  という疑問の声も聞かれますが・・・。
確かにその考え方も理解できます。
しかし高い山まで行くことのできない多くの人が、
こんなにたくさんの種類を気軽に楽しめることができるのは、素晴らしいことだと思います。
造成するのも大変だったと思いますし、本当に良く管理されているなぁと感心します。

栂池自然園も五竜の高山植物園も、そして八方尾根や白馬岳も、
季節を変えて訪れると咲いている花たちも違って、それぞれ魅力的です。



栂池自然園

詳しい情報はこちらから   栂池自然園 ㈱おたり振興公社のページより

パノラマウェイ乗車券 ゴンドラリフトとロープウェイ+栂池自然園入園券(300円)付き
通常価格 大人 3.600円 → 当館扱い料金 3.220円  380円お得
       小児 2.050円 → 当館扱い料金 1.820円  230円お得

どうぞお出かけください。







*****   7月19日(水)    *****

北アルプス国際芸術祭

大町市で開催されている北アルプス国際芸術祭 作品を少し紹介します


題 Arc ZERO
作者 ジェームズ・タップスコット


  


   
 奥の赤い屋根が仏崎(ほとけざき)観音寺    霧が川面を滑るように流れます
作品詳細

生命の基本的な構造体である「水」と「光」の特有なシナジーに注目した表現を探求するジェームズは、北アルプスの雪解け水が豊かに流れる信濃大町の水路に着目した。

仏崎観音寺の参道にかかる太鼓橋を、こちら側とあちら側の世界を通り抜ける「Gateway」ととらえ、橋を包み込む光る霧のリングをつくりだす。観客がリングを通り抜けると、ある種の浄化作用を体験する。

針葉樹林に現れた光る霧の輪が、木漏れ日を受けて変化する瞬間を体感してほしい。

感想 時刻は夕方、雨がパラパラあたりだし、暗くなった境内に照明と霧が浮かび、幻想的な風景(作品)でした。




題 Sky of the Children in Omachi 2017
作者 アートプロジェクト気流部

    

作品詳細

この度、7月15日土曜日より、芸術祭開幕から展示していましたインスタレーション作品を、新たな「場」の試みとしてリニューアルいたします。
この空間の刷新は、アーティスト、国営アルプスあづみの公園管理センター、芸術祭実行委員会が一体となり、1つの場所とそこで展開する様々なアクティビティーを、「空」「大地」「水」をテーマにアーティスティックに創出し、今迄に無い大町の魅力ある風景を見出す協働の試みとなり、北アルプス国際芸術祭の、地域における1つの可能性のカタチになります。

その大きな変化の1つとして、「水」というテーマを、この大草原の広場に「プール」を設置し、導入。体験ワークショップなどのアクティビティープログラムを管理センターと共に開発、総力をあげて実践する事になります。

又、水は大町の自然の要素として欠かせない存在であると共に、より人が体感出来るものとして捉え、作品を展示・鑑賞する以上の、「その場の作品性」を体験可能にする、〈親水ゾーン〉として、大草原広場にたち現します。そして、広範囲の芝生広場からは、大量の水が吹き上げるシステムを稼動させ、「風」「水」「大地」を1つの空間にアート作品を通して演出、サイトスペシフィックを超えた、スペクタルな光景を国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)に誕生させます。

是非、五感を解放し、体感してみて下さい!
気流部代表 森野晋次

感想 この日は風がほとんどなく、プロペラがあまり回っていませんでした。残念。
それぞれのプロペラの両側にはビーズ玉が取り付けれられており、なかなかの力作。




題 土の道・いのちの道
作者 栗田宏一

    

作品詳細

栗田は「風土」という言葉に表される、その土地に生きる人々が日々さらされている「風」や日々踏みしめている「土」を素材に創作活動を続けている。

今回は「塩の道 千国街道」として古代より海からの交通の要所だった信濃大町を舞台に、実際に各地で採集した土を並べることを通して、塩が伝わってきた道や日本海沿岸の距離感、つまり日本海全域からやって来る塩が糸魚川に集結し、山を越えて信濃大町にたどり着くイメージを作品化する。

感想 写真左:手前が九州(左は対馬)日本海の海岸線をたどって一番奥が北海道
    写真右:能登半島と佐渡島 中央の下に伸びた部分が塩の道千国街道 その一番下が信濃大町
よくもこのように日本各地の土を集めたものです。そして色の違いに驚かせられます。




龍(たつ)
作者 パトリック・トゥットフオコ

   

作品詳細

龍の母とその子どもが、湖の岩を打ち砕き、安曇野を開拓したという、地元に伝わる伝説「犀龍と泉小太郎」をモチーフとした作品。

伝説で龍が人々を助ける様が、地域活性化のために芸術祭が行われる状況に似ていると感じた作家が、水神の象徴である龍の目に焦点を当て、現代に新たな龍を視覚化させる。

大町ダムによみがえる龍神湖の伝説は、地域に新たなエネルギーと生命をもたらし、未来ヘ幸運と調和をもたらすだろう

感想 今回 通称「目」という作品があり、これがそうだと思っていましたが、作品の題名は「龍」。
目の向いている方向にダムの下流の川が見えます。この川が龍のように曲がりくねって見えるので「龍」という題名が
ついているのかな?と思ったのですが、作品詳細を読むと、どうもそうではないらしく、もっと深い意味があるような・・・ ・・。

左の写真は芸術史のホームページより


芸術祭は7月30日(日)までです。








*****   7月26日(水)    *****


 

ネジバナ (モジズリ) 7/22 撮影


梅雨明け

梅雨があけたもよう と発表があったのは21日(金)だったと記憶しています。
確かにその頃は夏のような陽射しで、梅雨があけたなぁ と感じていましたが、
それからなんだかぐずついた空模様が続いています。
東北や新潟では局地的に大雨が降ったり。
こちらも22日から毎日雨が降っています。

今日から里山歩きや北アルプス登山のお客様が続きます。
何とか降らずに、山も少しは顔をのぞかせてくれると良いのですが・・・。



北アルプス国際芸術祭

大町市で開催されている北アルプス国際芸術祭 作品を少し紹介します

題 集落のための楕円
作者 フェリーチェ・ヴァリーニ


 


    

 棚田の中にひっそりとたたずむ集落 
 楕円の形に見えるのはある場所(ピンポイント 1か所)だけ。(上の写真)

作品詳細

ヴァリーニは三次元の複雑な空間を舞台に巨大な絵画を描く作家。
原色で塗られた、一見ばらばらの線や楕円は、ある地点から見ると真円や幾何学図形になる。
今回は里山と棚田が広がる八坂の、三世帯しか住んでいない小さな集落で、わずかに家屋が集まる場所を選んで、色鮮やかな図形を出現させる。
鑑賞者はコミュニティとの関わりを意識しながら、絵の描かれた建物のある集落や個人の生活空間の近くを歩いて絵を体験する。

感想 他
奥の赤い屋根の家は空き家、この集落は3世帯5人が暮らしています。
作者は昼間 上の写真を撮影した位置から画像を投影し、建物に線を描入れ、黄色い線を描きました。
現状復帰ができるように、アルミホイルのような特殊なシールを張り、それに黄色の色がついています。
どうしてもこの場所で、ということで関係者が住人にお願いを何度もし、やっと了承してもらえたそうです。
以上、現地での説明より

普段はほとんど人のいない地域、地元紙によると見学に来る人がいるため、
住人が洗濯物を外に干せなくなったとか?
これは確かに芸術 と感心させられました。



題 Bamboo Waves
作者 ニコライ・ポリスキー

 

   

作品詳細

ニコライは雪、木、干し草などの自然の素材で大きな構造体を手作業で制作し、2000年にはある村の住民との協働のもと、200以上の雪だるまを制作した「スノーマン」で注目を集めた作家。
今回ニコライは初めて日本を訪れ、八坂地区にある竹林の美しさに深い感銘を受けた。
八坂は里山に小さな集落が点在する日本の原風景を残す地域。その里山を望む高台に、力強く生活する住民との協働作業を通して、かつてない竹の構造体が現れる。

感想 他
八坂(やさか)地区はこの辺りでは珍しく竹のある土地。
作品に使われたたくさんの竹は地元住民と切り出し、制作にも多くの村人が携わったそうです。
作品の中心部にはちゃんと心棒が入っていましたが、かなり大きな作品。
会期が終わっても このまま残しておいてほしいなぁと思いました。
山間ののどかな傾斜地にあるのが、良いところだと思いました。


会期はこの週末30日(日)までです。
正式な名称は 北アルプス国際芸術祭
英語表記だと JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017
  NORTH ALPS とか NORTHERN ALPS と表記せず、JAPAN ALPS としているところと、
  INTERNATIONAL という言葉が入っていないことに、この頃になって気が付きました。