![]()
松毬美園俳句会の皆さんに季節の俳句を詠んでいただきました。

松毬美園俳句会の皆さん
夏の俳句です。
”どくだみ”はその葉茎根とすべて薬用になるので、十薬とも呼ばれますが、
ここではあえて”どくだみ”と詠みました。
刈り取った時の匂いがきついのと、放っておくとどこまでもはびこるので、なかなかの嫌われものですが、
白い十字の苞と黄色い花穂がすっくと咲く姿はとてもきれいです。
刈り取って干して、しばらくすると不思議な位匂わなくなります。それでこの句ができました。 松澤和代さん
どこの家でもこの時期になると梅漬けをすると思いますが、
この句はその梅の気持ちを詠んだもので、まだもう少し黄色味を帯びてからと思っていましたら
ぽたぽたと梅が落ちだし、あわてて梅に催促されて梅とりをしました。その時の一句です。 原田英子さん
病気をした人、足許が不安な人、平均年齢75歳の5人の女性達で思い立って善光寺参りをしました。
丁度公開中の三門に登って皆で高いところから長野の街を見渡しました。
お腹も空き、疲れも程よく、始めから計画していた住吉のうなぎを食べ、
早々の暑気払いをして、又元気になって帰ってきました。 豊田紀子さん
友人宅を訪ねた際に、美しく咲く八重椿が目にとまり、手を出している中にポロリと落ち、
手のひらに受けた花がとても美しい色をしていたので一句作りました。
よく花の命は短くて・・の言葉がありましたね。 滝沢多つ子さん
5月中旬に佐渡へ松毬の鍛錬句会がありまして、その時の一句です。
尖閣湾の海の色がるり色に輝いていて、とてもきれいでした。
今までに目に焼きついています。好天に恵まれてよかったです。 倉嶋光子さん
田植えが済み、田も青々として来ました。今、田植えは機械で植えます。
植え直しは早乙女が抜き足差し足でやっていました。それを句にしてみました。 依田修二さん
風呂あがりに珍しく外へ出てみると、青田を渡ってくる風がうなじにあたり、
とても清々しく感じられたのでこの句を作りました。 小山君江さん
河原や高原などに黄色で大輪に咲く花を大待宵草と言い、
小ぶりの待宵草が一般に月見草と言いならわされているようですが、
本来の月見草は別種で、白色に咲いて”しぼむ”と紅色に染まるとても神秘的な花です。
知人に頂いた一株の月見草と寝づに観察したことがなつかしく、又思い起こす一句になりました。 丸田由子さん
温泉寺にお参りに行ったら、大木の下に落し文が落ちており、
それは母からの便りかなと母を想い出した一句です。 堀内節乃さん
![]()
春の俳句です。
![]()
古希を過ぎましたが、鯉のぼりのように勢いよくマレットゴルフを楽しみました。 依田修二さん
家の近くの天王山に山桜が咲き、功霊殿が中腹に祀られています。 松沢和代さん
夜明け前の気温が下がった時、りんご畑に据えられたファンが大きなうなりをあげています。 小山君江さん
近くの山のたらの芽を遠方から来た姉妹にたくさんあげました。 倉嶋光子さん
姫川源流で見つけた白い梅花藻に心惹かれました。 丸田由子さん
4月26日、話題を呼んだ聖火が、丁度桃の花が盛りの善光寺平の長野市にやってきました。 堀内節乃さん
近くの千曲川河川敷から飛び立つ白い大きな羽を広げたグライダーを見上げていました。 滝沢多つ子さん
信州は5月の連休が過ぎても炬燵をしまうことができません。
年を重ねて友達が集まると、年金と保険について話が盛り上がります。 豊田紀子さん
塩水のボウルに買ってきたアサリを入れると、噴水のように潮を吹き海を恋うのでしょうか。 原田英子さん
松毬美園俳句会の皆さんは、月に一回若穂公民館に集まって、湯本先生からご指導を受けています。
次回は夏の句を7月にお届けします。