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Endoh Medical Office updated 2012-02-03
インフルエンザ以外の予防接種について
大町市では小児に推奨されている予防接種については保健センターで一括して執り行っていましたが、昨今の厚生労働省の指導により個別接種の方向に変更されました。従って当院でもインフルエンザの予防接種に加えて、予防接種実施要領の一部改訂に伴うジフテリアと破傷風の二種混合の個別接種の他、3種混合ワクチン、麻疹・風疹混合ワクチンの接種にも対応することになりました。(市内在住で保健センターより接種券を交付されている児童に限ります。)
水疱瘡・おたふく風邪などの任意の接種に関しては従来通り当院では対応しておりません。中央保健センターに問い合わせれば接種可能医療機関を教えて貰えます。
子宮頚がん予防ワクチン「サーバリックス」の接種を始めました。
子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染であることが明らかになっています。子宮頸がんの原因である発がん性HPVは、皮膚と皮膚(粘膜)の接触によって感染するウイルスで、多くの場合、性交渉によって感染すると考えられています。発がん性HPVは、すべての女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほどとてもありふれたウイルス。このため、性行動のあるすべての女性が子宮頸がんになる可能性を持っています。
就学後の二種混合予防接種が医療機関での個別接種になります。
平成19年4月に定期の予防接種実施要領の一部改訂がありました。主な改正点は、集団接種の歳の注意事項として「集団接種については、保護者の同伴が必要であること」とあり、大町市では各学校において集団で実施していました二種混合(ジフテリア・破傷風)予防接種を本年度から個別接種にすることとなりました。
接種対象者は大町市に住所のある小学6年生。(平成19年度分:平成7年4月2日〜平成8年4月1日生まれの児童)接種期間は11歳に達したときから13歳の誕生日を迎える前日までの間。接種開始時期。
麻疹(はしか)ワクチン2回接種のすすめ
麻疹とは「はしか」のことで、伝染しやすく、重い病気です。軽くすんでも熱が5〜7日続き、大変つらいものです。そして、麻疹にかかった人のうち約30%は気管支炎、肺炎や脳炎などの合併症を起こし、なかには亡くなったり、重い後遺症が残る人もいます。
日本で大流行した2001年には約28万人がかかり、約80人が亡くなったと推定されます。しかし、麻疹はワクチンで防げることから、世界中でワクチン接種を推進し、麻疹の撲滅を目指しています。
2007年の春も麻疹が流行し、高校、大学を中心に多くの学校が休校に追い込まれました。
これは、まず、ワクチンの効力には限界があり、接種してから数年たつと麻疹に対する免疫力が弱くなる人が出てきます。そして日本では、1回しか接種を受けていない人ばかりなので、再び流行してしまったのです。
この対策としては、欧米のように小学校入学前、全員に2回目の接種を行うことが大変有効です。日本でも2006年から麻疹ワクチン(実際は麻疹と風疹の混合ワクチンである「MRワクチン」を使用)の2回目接種が始まりました。
しかし、現在、小学校2年生以上の人たちは1回しか受けておらず、また、一度も受けていない人も多数います。これらの人を麻疹から守り、麻疹を流行させないため、2008年度から、中学1年生と高校3年生に、無料でMRワクチンの2回目接種を行うことが決まりました。該当する人は必ず受けましょう。皆が受けることで、日本から麻疹をなくすことができます。
指導:日本赤十字医療センター小児保険科 部長 薗部 友良
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