2017  第63回 一陽展 東京乃木坂 国立新美術館

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まず入って驚くのはその広さと作品の大きさでした。最初の部屋はやはり大先生方の部屋です。作品の内容とその密度に圧倒されます。この部屋を見てしまうとやはり一陽展の人間層の厚みを感じます。当然ですが、それに続く作品も素晴らしい個性と実力を感じます。

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彫刻の部は室内展示と野外に展示特に野外展示は、その環境との一体感を感じます。そして重量級の石作品や木彫はその制作と運搬の苦労を察してしまうのですが、それは作り手の側の心配です。いずれも力作揃いでした。

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一陽展を見て、一番感じたことは、一陽展の出品者は皆さん本当に描く力がある人が多くいるということです。他の公募展を見ると、描く力が少ないため、一生懸命に描いても抽象画のようになっているのが現状です。そうした力のある方々はこれから如何に自分の個性を伸ばして、独特の表現と自分だけの世界を他と隔絶していくかが、大切な問題になってくるのではないかと感じました。

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一旦出来たものを壊すという作業はその時はマイナスに思えますが、しかし大事なことです。自分の中で消化していないものは、なかなか身にならないものです。もう一度反すうする作業までの推敲を繰り返す熱心さが、最後の出来栄えに差を付けているように思いました。

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構図や色はファッションと同じで、そのコーディネートによって大分印象を変えます。見た目の第一印象も大切です。美術なのですから。

もっともっとオシャレにこだわりましょう。

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長野支部の作品は大変皆さん真面目で一生懸命です。その態度は大変良いと思います。しかし優等生ばかりでは発明は生まれない。それも歴史が示す現実です。

すごく努力しても、これだけ作品が多ければ、一人一人の作品にそう長い鑑賞は出来ません。そんな事で公募展は発表の場ではありますが、自分を磨きそして目立たせる場所でもあります。そして日々自分の絵画制作を支えるモチベーションは自分が楽しめるか否かが大きく関わると思います。ぜひ自分だけの世界に酔える程のものを見つけて下さい。よろしくお願いします。いろいろと偉そうに記述してすみません。私も頑張ります。       島田広之 記

とにかく皆さん秋の一陽展おめでとうございます。

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