小谷小学校の校章


応募作品の選定について

 何事によらず、新しいということはよいものです。ましてやそれが学校ともなると、それ自体が、日々子どもたちに新しいものを注ぎ込んでゆく場ですから、「新しい学校」というものは、胸踊る存在です。
今回、新しい小谷小学校の設立にあたって、その校章が広く一般公募されました。たくさんの力作が寄せられ、どれを取ってみても、村民の皆さんの新しい学校にかける期待と、情熱と、愛情が感じられるものばかりでした。
ただ、全体に従来のイメージが強く、「応募規定」の「意味づけ」と「左右均衡(シンメトリーということではない)」を意識した、やや硬い作品が多かったように思います。私たち専門委員会は、選考の基を、「新しい」「可能性のある」という点におき、具体的には、こどもたちが簡単に描けて、親しみやすいものを選びました。
制服も制帽もない今、「校章」はお飾りではなく、こどもたちが日々描き、自分たちで新しい使い方を創り出してゆく「仲間のマーク」になることを願っています。


採用作品の改良について

 採用された作品は、シンプルでありながら、動きのある形で、小谷の自然を端的に表した意味も明快です。校章として使用するため、次のような点を改良いたしました。
 ●よりシンプルにということと、自由に使える可能性を広げる意味で、「小」の文字は取りました。
 ●より「動き」と「立体感」をだすため、線の太さに変化をつけ、三箇所の角に丸みをつけました。
 ●「可能性」や「完結していないもの」を表わすため、閉じた形とせず、一部をあけました。
 ●色を分ける線は、急峻な雪を頂く峰に対する、やさしい里山や、水をイメージさせる曲線としました。