<シャーシ解説>

 下表中、「キャッチ部」は後部ボディキャッチの形状をあらわします。例えば「凸凸」のシャーシに「凸凹」シャーシ用のボディを載せる場合はボディかシャーシのどちらかを削らなければなりませんのでご注意。「ターミナル」は、端子部品の形状を対応するゴールドターミナルの名称で記述しています。
 なお、スーパーFMの写真は先行発売でブロッケンギガントを入手された札幌の吉成久和様・真志様がわざわざ撮ってお送りくださったものです。更に、タイプ4は大田区の山査子様よりご提供頂いたものです。本当にありがとうございました(T◇T 


型名 タイプ1
TYPE 1
タイプ2
TYPE 2
タイプ3
TYPE 3
タイプ4
TYPE 4
ゼロ
ZERO
FM
FM
タイプ5
TYPE 5
形状
ホイールベース 80.0(mm) 82.0(mm) 80.0(mm) 82.0(mm) 80.0(mm) 82.0(mm) 82.0(mm)
キャッチ部 凸凸 凸× 凸凸 凸× 凸凹 凸凹 凸凹
ターミナル ゼロ
採用シリーズ レーサーミニ四駆
型名 スーパー1
SUPER 1
スーパーFM
SUPER FM
スーパーTZ
SUPER TZ
スーパーX
SUPER TZ
VS
SUPER TZ
スーパーTZ−X
SUPER TZ
 
形状 Now Painting... Now Painting... Now Painting...
ホイールベース 83.0(mm) 82.0(mm) 80.0(mm) 84.0(mm) 80.0(mm) 82.0(mm)
キャッチ部 凸凸 凸凹 凸凹 凸凹 凸凹 凸凹
ターミナル ゼロ
採用シリーズ スーパーミニ四駆/フルカウルミニ四駆 マイティミニ四駆/エアロミニ四駆


タイプ1シャーシ

 1986年、RCオフロードバギーの縮小版として始まったレーサーミニ四駆のためにつくられた最初のレーサーシャーシ。オフロードバギーらしくスパイクタイヤを標準装備。減速比6.4:1の《スピードギヤー》となんと11.2:1と云う《パワーギヤー》が選べます。
 サイドガードにはローラー取り付け穴もなし。フロントは後期になってやっと左右1つずつ付きましたがローラーも段付きビスも添付されませんでした(^^;……今とは完全に遊び方がちがうってことですね。
 尚、ハトメもシャーシ直付けのため、加工なしでは軸受けボールベアリングも使用できません(^^;;;;

タイプ2シャーシ

 1988年末のアバンテJr.に初採用されたオンロード用シャーシ。サイドガードにローラー取り付け穴が空き、ガイドローラーも標準装備。制式キット(^^;への電池ホルダーの標準装備もここからです。
 モーターはほぼむき出しで冷却効率もよさそうですね(モーター下にもちゃんとスリット切ってあります)。それでいて、後のスーパー1シャーシよりもモーターをがっちり掴んでいます。
 ギヤーは5:1の《標準ギヤー》と4.2:1の《高速ギヤー》。ボールベアリングの装備も可能。スイッチも大型化し、扱いやすくなっています。名シャーシだと思います。

タイプ3シャーシ

 タイプ1をオンロードレース用に改良したもの。
 確実にON出来るスイッチ。サイドガードへのローラー用穴開け。肉抜きによる軽量化。モーター上下への放熱スリット開口。電池ホルダーの追加。軸受けボールベアリング対応。……当時のミニ四駆愛好者による改造ポイントがだいぶ取り入れられています。
 最初に採用したのは1989年6月のライジングバード(ライジングバードのみ成型色に赤が用いられました。付属のスパイクタイヤも赤。……派手なマシンでした)。ダッシュ1号・皇帝とダッシュ2号・太陽のようにタイプ1マシンがタイプ3マシンとして再発売されたなんてのもあります。
 ギヤーは6.4:1の《スピードギヤー》と5:1の《ハイスピードギヤー》。
(5:1を《ハイスピードギヤー》と呼ぶのはタイプ3のみです。他のシャーシでは5:1は《標準ギヤー》と呼ばれます)

タイプ4シャーシ

 タイプ2の改良版。フロントバンパーへの穴開けや電池ホルダーの小型化などの軽量化と、電池搭載位置を2mmさげたことによる低重心化などの意欲的な発展でしたが、1990年5月にイグレスJr.に初採用された後、セイントドラゴンJr.(リッキー仕様)を載せたのみでゼロシャーシに移行してしまった幻のシャーシ(;_;  ギヤーはタイプ2と同じく5:1の《標準ギヤー》と4.2:1の《高速ギヤー》でした。

ゼロシャーシ

 タイプ4の後を受け、1990年9月、ダッシュ0号・地平で登場した超軽量低重心シャーシ(いまだに最軽量です)。
 サイドガードまでとっぱらって穴だらけにしたその戦闘的なフォルムは……さすがに剛性不足が否めません。持ってひねるとくにゃくにゃします(^^;
 そうは云っても、着脱しやすいモーターユニットやヘリカルクラウンギヤーの採用など、スーパー1につながる新装備満載の名作ではあります。

FMシャーシ

 ミニ四駆初のフロントミッドシップレイアウト。重心をフロントに移すことにより、アップダウンや連続カーブでの安定性を高めています。その特殊性と相まってファンの多いシャーシですが子供にはあまり人気が無いようです(;_;
 電池のセット方向が他のシャーシと逆になるためでしょう、肉抜きが電池のカタチしてるのが可愛いですね(^^
 1990年12月のクリムゾングローリーから、1991年6月ダッシュ02号・新太陽/1992年9月エアロソリチュードと3機に用いられました。
 5:1の《標準ギヤー》と4.2:1の《高速ギヤー》を標準装備します。

タイプ5シャーシ

 まったく肉抜きの見えないその姿はまるで退化したかのようですが、重さはあれだけ大きく穴を空けられたFMシャーシと同レベル。その秘密は肉厚にあります。底板を薄くすることによって、強度を落とさずに軽量化しようと云うアプローチですね。
 写真ではちと判りづらいんですが、暗緑色です。ひと目でタイプ5だと判ります。
 残念ながら、モーターユニットはゼロやスーパー1と互換ではありません。見た目は非常に近いんですけどねえ。
 1992年3月、最後のドライバー付きマシン・ベアホークJr.で初採用され1995年2月のスーパーアバンテまで7機に使用されました。
 ギヤーはやっぱり5:1の《標準ギヤー》と4.2:1の《高速ギヤー》。

スーパー1シャーシ

 スーパーミニ四駆シリーズとフルカウルミニ四駆シリーズで用いられています。写真はスーパーミニ四駆のもので、紫の部分はフルカウル用だと緑になります。
 ゼロと同じくサイドガードが外されていますが、着脱式のものが付属します。(ゼロの場合はグレードアップパーツとして別売りです)
 フロントバンパーがバスタブ型と云われる箱形状となり、剛性が格段に向上。またローラー取り付け面が前傾しており、コーナーでの浮き上がりを防止します。付属のフロントローラーはゴムリング付き。競技を考えたらどうせ使わないノーマルモーターは付属せず。つまりチューンアップモーターの使用が前提。更に付属するギヤーは5:1の《標準ギヤー》と4:1の《ハイスピードギヤー》。明らかに他のシャーシとは一線を画す競技指向シャーシです。

スーパーFMシャーシ

 わずか3機で退役したFMシャーシが、スーパー1のノウハウを得て復活。フラットな底面や一体型サイドガード等イメージとしてはタイプ5に近いフォルムですが、フロントバンパーはバスタブ型になりました。
 フルカウルミニ四駆のブロッケンギガントで初採用され、スーパーミニ四駆ではストラトベクターが発売されています。
 プラリヤーステーが付属し、剛性の高い一体型サイドガードとともに幅広くセッティングを楽しめるシャーシです。モーターホールドもいいし。いや気に入りました。マジで(^^
 付属ギヤーは5:1の《標準ギヤー》と4:1の《ハイスピードギヤー》。尚、超速ギヤーがカバー交換なしで使用できます。よしよし。

スーパーTZシャーシ

 サイクロンマグナムで新採用。スーパー1よりもひとまわり大きくなって、ホイールベースも82mm。フロントバンパーは肉抜きを施されながらも、バスタブがぐんと深くなって剛性は数段UP。一体化されたサイドガードも翼形状となって剛性UPと共に空力化されています。スーパー1ではちと弱かったモーターホールドも、スーパーFMと同様にシャーシ側でしっかり支えてくれるので安心です。底面のスリットは電池下げによる低重心化のため。なかなかいいですね(^^
 付属ギヤーは従来通り5:1の《標準ギヤー》と4:1の《ハイスピードギヤー》。超速ギヤー組込み可。

スーパーXシャーシ

Now Painting...  エアロミニ四駆・マイティミニ四駆と共に登場。ワイドトレッド&ロングホイールベースで、スペック上はオンロードミニ四駆最高の安定性を誇ります。フロントバンパーは前輪ギヤーボックスで応力を支えるボックス形状を採用。……が、なんと云っても最大の特徴はモーターケース。ボディを付けたまま、シャーシ下面からモーターを脱着できる新機軸です。妙な力やコツが要らないと云う意味では有用な装備ですな。
 付属ギヤーは4:1の《ハイスピードギヤー》と3.5:1の《超速ギヤー》。とうとう超速が標準装備となりました。
 写真と詳細は→
タミヤ模型さんの「スーパーXシャーシ大解剖!」

VSシャーシ

Now Painting...  ブレイジングマックスにて採用。スーパーXとはうってかわって小回り重視のコンパクトシャーシです。ローラーベースも短くなり、シャーシ特性としての旋回性は恐らく最高でしょう(スーパー1と比べると……どうなんだろう)。もっと多くのマシンに採用して欲しいですね。マイティには難しいのかなぁ……。
 付属ギヤーは4:1の《ハイスピードギヤー》と3.5:1の《超速ギヤー》です。
  写真と詳細は→
タミヤ模型さんの「VSシャーシ大解剖」

スーパーTZ−Xシャーシ

Now Painting...  エアロミニ四駆・バニシングゲイザーにてTZが復活。フロントバンパーのローラースラストを1.5度も浅くした直線重視の高速仕様です。ホイールベースは82mm。XとVSが両極端の性格だっただけに、このTZ−X登場でセッティングの幅は広がるでしょう。
 付属ギヤーは4:1の《ハイスピードギヤー》と3.5:1の《超速ギヤー》ですね。
  写真と詳細は→
タミヤ模型さんの「スーパーTZ-Xシャーシ」のページ
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※「ミニ四駆」は田宮模型の登録商標です。
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