○野尻湖カップトライアスロン2001

2年ぶりの出場でした。まぁ満足できる成績でした。でも、3時間を切る最後のチャンスだったですかね。




駅伝部の人には、「3時間切って10位以内。せめてランだけはひと桁順位」などと公言(放言?)していたのですが、結果は以下の通り。なんとか自己ベストが出たのが救いです。

スタート時 天候 晴れ 完走376名(男子329名)
氏名ゴールタイム順位(総合/男子)
スイムS順バイクB順ランR順
梨本 高之3h01'24" (総合13位 男子 12位)
28'12"661h27'15"251h05'57"11

ちなみに、ランの10位とは1秒差。9位とは2秒差。悔いが残るとすればこの辺でしょうか。

・直前練習

直前週の野尻湖バイクで、腰は悲惨な状態でした。月曜日は通院、火曜日は少し泳いでみただけ。
水曜日は駅伝部が1000m×7本のインターバルだったので、「奇数本」だけ4本付き合いました。刺激を入れる積りが、腰の入らない走りで全然ダメ。
木曜、金曜は完全に休んで、試合のことすら忘れていました。
これで腰が軽くなるかと思いきや、土曜日は車のシートに座るのもつらいほど張ってしまいました。現地で受け付けを済ませたあと、菊谷さん宮野尾さん、若林さんと1周だけバイクで回ったのですが、みんなのペースにもついて行けず。




スタート前、SBCのインタビューを受けました。どうせカットされるので記念撮影。


現地の練習にもお付き合いいただいた宮野尾さんと。

・で、レースは

当日は4:00に起床。各種サプリメントを用意しているうちに鎮痛剤を忘れてしまいました。どうせ効かないからいいか、と。
現地には6:00に到着。アップでJogしてみると、腰も膝も痛みは消えているようです。これがどこまで続くか。

水温は例年よりも高めですが、水面は穏やかでスイムのアップ中には魚も見えました。
第1ウェーブでスタート。バトルはほとんどなかったのですが、練習不足から回りのペースについて行けません。気づくと集団から離れて左端を一人で泳いでいます。波が高く、目標のブイも見失いがちです。かなり蛇行しているようです。
折り返しても独泳は変わらず。前を見ても選手があまり見えず、「案外速いかも」と思いながら振り向くと、後ろにはまったく選手が見えません。スタート時にストップウォッチを押し忘れたので、どんなペースで泳いでいるのか見当もつきません。

スイムフィニッシュで時刻を見ると、27分も過ぎてしまっているようです。トランジットエリアに入ったときに「すでに50人を超える選手がスイムを終えています」という場内アナウンスが聞こえました。あちゃぁ。

ナンバーカードが1番違いの隣は、塩尻の湯口さんです。MTBの選手ですが、まだバイクが残っています。ラックから外してスタート地点まで裸足で走ってさっそうと…飛び乗る積りが慌ててしまい、観客の中に突っ込みそうになってしまいました。
せっかく練習したトランジットがうまく行きません。

通っているスポーツクラブからは10人の選手がエントリーしており、他の会員たちも応援に来てくれています。「高野さんが3番で上がったよー!」というのを聞いて、焦りが募ります。
心配していた腰はそれほど痛くないのですが、最初から脚が重く感じられます。菅川では練習時より20秒ほど遅いタイムです。それでも、対向車の心配がない分、下りでのスピードが出て、1周目のラップでは28'20"と多少盛り返しました。
2周目には腰が痛み出しましたが、それほど落ち込みもなく、筑波大学の女子選手などを抜いていきます。
長身の選手が登りで抜いていきますが、こちらはコースを熟知しているため、下りで抜き返します。この98番の選手とは結局ゴールまで競り合うことになりました。

周回5km10km(split)15km(split)
109'40"19'20"(9'40)28'20"(9'00)
210'00"19'55"(9'55)28'40"(8'45)
310'20"20'15"(9'55)29'00"(8'45)


3周目に入ると腰が限界のようで、上りではたまにダンシングも入れて紛らわせます。ペースもかなり落ちてきました。
Last2kmで、先行するランの選手とすれ違います。大内はるながいるのにショックを受けます。やっぱり速いや。村山さんも快調に走っています。チェジュから一ヵ月も経っていないのに、さすがハワイに行く選手はタフです。

トランジットに備えて、あらかじめシューズを脱いでおきますが、追い越し禁止区間で前の選手がもたもたしているので焦ります。
バイクをラックに戻して、カーボショッツをくわえながらランシューズを履き、今度は順調にスタートしました。
道路に出るところで、川崎さんが「16番目!」と声をかけてくれます。思ったよりはいい順位ですが、第2ウェーブには牧さんがいます。
すぐに小柄な、真っ黒に日焼けした選手に抜かれてしまいます。昨年10位になった小池選手だったようです。これにはとてもついていけませんでした。
次に長身の98番が抜いていきますので、これをペースメーカーにしてついていきます。練習と比べて、かなり脚が重く感じられますが、2kmで時間を見ると8'18。上り坂に入った3km地点では12'09"といいペースです。
バイクとは逆に、上りで98番を抜きますが、ラン陸橋を越えた下り坂で抜き返されてしまいます。日差しは強く、今までで一番暑く感じます。早くもこの辺りで左膝に違和感が出てきます。練習の時はこの後3kmで走れなくなってしまいました。そうなる前に少しでも距離を稼ごうとペースを上げます。
古間の商店街を抜けて視界が開けると前に選手が4名。と思ったら、先頭の2人が折り返してくるところでした。井出さんと、もう一人は見かけない選手が激しく競り合っています。
6kmは25'00。すれ違う先行選手は山口、湯本、大内夫妻、村山、小林…と知った顔ぶれです。折り返しは32'34"。練習時より30秒ほど速くなっています。膝の痛みも出ていません。

折り返してからは、黄色いナンバーカードの第2ウェーブの選手を探します。5分後のスタートですから、2分半ですれ違うのが目安です。ちょうどその位に1人。そして2番手に牧さんが力強い走りです。絶体絶命ですが、逃げ切ろうと力が入ります。

その後も、見知った選手に次々とすれ違い、声を交わすたびにパワーをもらって走ります。ラン陸橋までの上りで、再び98番に追いつきました。ここは心理戦(笑)。余裕のあるところを見せて優位に立とうと、話し掛けます。
「…上りでは追いつくんですけど、すぐ離されちゃいますねー」
「いやいや、精一杯ですよ。ははは」
向こうもまだ余裕があるようです。
追記:この98番の選手は静岡県・磐田トライアスロンクラブの寺田孝さん(39)です。昨年の皆生トライアスロンでは36位という強豪でした。

残り3km地点で、折り返してからちょうど21分。これも練習と同じペースです。98番の下りは速く、見る見るうちに遠ざかっていきます。
残り2kmの地点で時刻を見ると11:18。あと7分でちょうど3時間です。今にして見ればとても無理なペースなのに、その時は「行ける!」と思い込んでしまいました。
バイクコースとの合流点で98番を抜きざま、「3時間切れますよっ!」と声をかけ、呆れているのを残してスパートをかけました。
キッズ・トライアスロンの選手らとすれ違いながら最後の右カーブ。応援の歓声。白いゴールテープ。

大げさにガッツポーズをしてゴールを決め、得意満面で振り返ると電光掲示板はすでに3:01:30 を指していました。お恥ずかしい。それでも、最後まで持ちました。不思議なもので、この一ヵ月悩まされた膝も腰も、ゴールしたとたんに痛みが嘘のように消えてしまいました。

・サプリメント

今回、自己ベストを10分ほど縮めることができたのは、直前の休養がうまく行ったことや、駅伝部との練習で1km:4分のペースが楽に感じられたおかげだと思います。また、バイクラックがバイクスタート/ゴールから一番遠い位置にあったため、シューズをバイクにつけておくトランジット方式の効果が大きかったことも挙げられます。

そして、今回も幕張同様にかなりの量のサプリメント(補給食)に頼りました。

当日は、朝食としてコンビニのサンドイッチとおにぎり2個を食べたのですが、それ以外に、
・ジョグメイト2本
・VAAM 1袋
・3Action エナジードリンク 500cc
・ウイダーインゼリー 2袋

はっきり言って、スタート前には腹がちゃぽんちゃぽんしていました。さらに、
カーボショッツを4つ用意して、1つはスイムスタート直前に飲み、1つは自転車のフレームに、残り2つはラン用のキャップの中に入れておき、ランスタートと折り返しで飲みました。バイクには、ウイダー1袋分も容器に入れてつけておきました。

ショートでこんなに補給する必要があるのか疑問ですが、やはり空腹感が出てからでは遅いのだと思います。あとは気分のリフレッシュというか、精神的な面での効果があると思います。
ま、あくまで遊びでやっていることですから、こういった細部には真剣にこだわるのが楽しいですね。

所属が「TeamEasy長野」になっていたのは11人、重複がありますが「ルネサンス長野」からはスタッフを含めて11人が参加して、全員完走しました。
お天気にも恵まれ、現地は32℃まで気温が上がったそうです。
多くの方が応援に来て下さり、楽しい一日を過ごすことができました。(7/8)




ゴール直後。ちょっと照れてます。。


JEJUでハワイをGETした村山さんは疲れもあったか9位。憧れのツーショットです。



美ヶ原でMTB2連覇の岩田さんと。さすがにバイクパートは3位という強さ。


ゴールした仲間たちと記念撮影。

2001.07.23 更新
最初のページに戻ります

励ましのお便りは nashi@valley.ne.jp まで、