○2001大町アルプスマラソン

初めて参加しました。好天に恵まれて楽しく走ることができましたが、下って折り返して上って上って折り返してまた下るという難コース。今年3回目のフルマラソンで最低記録に終わりました。
しかし「長野マラソンクラブ」の旗の周りにクラブメンバーやチームイージーの仲間が集まり、運動公園一帯で楽しい休日を過ごすことができました。来年の課題はコンロを持参して、バーベキュー(豚汁?)をやることでしょうか。

3時間06分09秒一般男子の部19位(350人完走)

○コンディション
村上TA以来、どうも気が抜けてしまった部分もあるのですが、特に故障も起きさずに来ました。長野マラソンでは風邪、野尻湖では腰、北海道では太腿、村上ではハムストリングに痛みを抱えていましたが、今回は特に問題なし。直前の水曜日にメイントラックで5000mのタイムトライアル(18'05")を走っており、刺激も与えています。
ところがこのあとの3日間をほとんど何もせずに過ごすうち、自制心もなく食べ続けていました。体重オーバー。これが今回のコースに響きました。

○レース前
公権にくじけぬ三田さんが30日間の免停中であるため、朝6:00に迎えに行きました。道中の峠では外気温が7℃、そして6℃。現地に到着するころには日も差して上天気となったのですが、7:00の会場では体の芯が冷えるようでした。
今回は長野マラソンクラブで新調した旗を持参しています。総合体育館を追い出されたため、陸上競技場のメインポール脇に広げました。轟さん、塩沢さん、山口さんらと用意をしている間に、旗を見つけた野池さん、山本さんもやってきました。大会で目印があると集合には楽ですね。旗を作ったのは成功でした。
トイレがてら運動公園内をアップしていると、「あっ梨本さん」と呼び止められました。野尻湖で隣のバイクラックだった塩尻の湯口さん(サイクルマインド)です。Kijafa通信への投稿でよく名前を拝見する方です。
笠原さんもマラソンクラブの旗を見て、立ち寄ってくれました。スタート地点では清水さんとも遭遇。しかしゼッケンの色が違う(ハーフ)ような…



野池さんが入って、マラソンクラブ旗の前で記念撮影。


芝生のスタンドでレースの準備。高原の風が爽やかです。


ハーフ、フルに先立って車椅子のハーフマラソンがスタートします。


○レース
走り出して7kmまではゆるい坂道を下ります。ハーフと同時スタートのため、結構混雑しており、自分のペースで走れません。気が付くと轟さんと野池さんの姿が100mほど先に行ってしまいました。山本さんは会社のユニフォーム。明るいオレンジ色で目立ちますがさらに先行しているようです。
休養十分のためか、足が妙に軽く感じられます。経験上、こういう時は落ち込みも激しいため自重して180歩/分のピッチを保つことにします。
声をかけられて横を見ると親輪社の宮尾さんです。「脚に来そうな坂ですねー」などと話しながら並走していると、5km地点で野池さんがトイレに駆け込むのが見えました。今日は体調不良なのかな。村上ランパートの雪辱を果たすチャンスかもしれません。
力を得て轟さんに追いつき、折り返しまで一緒に走ります。山本さんとは約250mの差がついていました。

折り返してみると、結構な上り坂であることに気づきます。山本さんのペースは快調で10kmでは400mほどに開いてしまいました。この辺から早くも足どりが重くなって、湯口さんには追いつかれ、清水さんには抜かれてしまいました。荒い息遣いと大きな足音の選手がほとんど同じペースで走っています。この395番の選手は蛍光イエローのランシャツが目立つため、このあといい目標になりました。

15kmではさらにペースが落ち、ハーフの選手の折り返し付近では一緒に戻りたくなってしまいました。道は次第に細くなり、勾配もきつくなっていきます。20kmまでの5kmでは22分30秒もかかってしまいました。コースが右にカーブして水田の中の一本道を走るため、前方1kmくらいの選手が見えるのですが、山本さんの姿は全く見えません。

中間点の標識では1h30'08"。フルマラソンは5回目なのですが、前半で1時間半かかったのは初めてです。早くも右脚の付け根が痛み出し、長野マラソンで言えばホワイトリングあたりの気分になっています。
住宅地に入ったため、コース上にカーブミラーが増えてきました。目をやると、同じマラソンクラブのランシャツの選手が2人後ろを走っています。振り向いてこちらが気づいていることを悟られたくないので、ミラーのたびにチラチラと観察します。顔がよく判らないのですが、おそらく塩沢さんだろうと見当をつけます。長野マラソンでも25km過ぎに抜き去られたことを思い出し、できるだけ粘ろうと決心します。

この辺りのエイドステーションから、水だけでなくバナナやクッキーが置かれるようになりました。カーボショッツを1包、帽子を忘れたため手に持って走っていたのですが、20km地点で空腹を感じて飲んでしまいました。そのため水とバナナを取るようにします。ステーションは2kmくらいずつあったような気がします。私設で水を置いてくれている場所もあり、この大会もボランティアのみなさんの気持ちが伝わってきました。

先頭の選手が折り返してくるのとすれ違います。1位と2位は5分近く離れていましたが、木崎湖の脇を通る頃には選手の姿が続いてくるようになりました。ここで山本さんを発見。脚は重そうですが、まだ笑顔です。
ところがすれ違ってすぐのカーブを抜けると「あと100mで折り返し」という看板がありました。差が1分以内に縮まっています。「これは追いつけそうだ」と元気100倍だったのですが、自分が折り返すと直後に野池さんが迫っていました。塩沢さんじゃなかった。
「野池さんだったんですかー!」と思わず叫んでペースアップ。見ると湯口さんも少し後ろを元気に走っています。MTBのスペシャリスト相手に負けられません。

30km地点で山本さんを抜くまでは元気だったのですが、ここから足が進まなくなります。女子選手に抜かれてしまいましたがついて行くことができません。後ろから足音が聞こえるたびに「野池さんか、湯口さんか」とハラハラしますが、抜かれて別人だとわかるとホッとしてしまいます。
35kmまでの5kmはついに24分にまで落ち込んでしまいました。ここからは下り坂が続きますが、痛む足には却ってつらく感じます。100mほど先を走っていた395番の選手も路肩に座り込んでしまいました。
残り5kmからの1kmも、4分45秒近辺で北海道より更に落ち込んでいます。

この日は新潟の松代(まつだい)高校で24時間駅伝が行われており、12:00が終了時刻になっていました。十日町の柳さんが参加しています。また、十日町の村山さんが出場するアイアンマン・ハワイも同じ日で、日本時間の深夜2:00にスタートしていました。村山さんはチェジュで10時間だったため、12:00頃にゴールするものと予想されます。
大町のフルマラソンは9:10にスタートしているため、12:00のゴールは難しいと思っていましたが案の定、正午になっても「あと3km」地点にさえ達していませんでした。

気が抜けたようになって、運動公園に戻ってきました。先にハーフを走り終えていた柳沢さんから声援がかかりますが、ペースは上がりません。陸上競技場に入って、約1周走ります。ゴール脇の電光掲示板は3時間5分から6分へと無情に進んでいきます。

3時間6分9秒(19位)でゴール。今年3回目のマラソンでしたが最低記録となってしまいました。



競技場に戻って残り500mの走り。脚が前に出ていません。


この2枚は轟さんが撮影してくださったのですが、ということは私よりも速く移動していたことになります。さすがー。
小さい子供達が駆け寄り、完走賞のタオルを渡してチップを外してくれます。記録証もその場で印刷して渡してくれ、運営の手際の良さには驚きました。
歩くのがやっとだった足の痛みも少し休んだら回復しました。会場ではリンゴやバーモントドリンク、漬物にお茶などを振舞ってくれます。
ペアマラソンなどもあるため、家族連れも多く、好天の中楽しい休日を過ごしていました。
初参加で、難しいコースに悩まされましたが面白い大会でした。攻略法を練って、また挑戦したいと思います。

10月7日 Full Marathon
42195
time step/min step sprit step stride(m) speed(km/h) Each1000
3:06:09 169 31538 1.34 13.6 0:04:25
5000 0:20:21 180 3654 20:21 3654 1.37 14.7
10000 0:40:55 180 7356 20:34 3702 1.35 14.5
15000 1:02:33 178 11206 21:38 3850 1.30 13.8
20000 1:25:09 178 15218 22:36 4012 1.25 13.2
25000 1:47:00 173 19014 21:51 3796 1.32 13.7
30000 2:08:42 177 22854 21:42 3840 1.30 13.8
35000 2:32:43 175 27052 24:01 4198 1.19 12.4
40000 2:55:53 174 31076 23:10 4024 1.24 12.9
42195 3:06:09 173 32854 10:16 1778 1.23 12.8
21097 1:30:08
37195 2:42:45
38195 2:47:30 4:45
39195 2:52:04 4:34
40195 2:56:52 4:48
41195 3:01:32 4:40
42195 3:06:09 4:37


○その他
優勝は千葉・市川陸協の遠藤選手で、2位に7分半の大差をつけました。(2時間31分)この方は43歳なのですが、昨年の長野マラソンでは2時間26分で走っています。
8位には長野市駅伝部の中島選手が入りました。(2時間53分)県内選手のトップかもしれません。
12位にはミネベアの西澤一正選手。(2時間59分46秒) サブスリーはここまででした。彼が走っているとは知らなかった。今回も南屋島最速の座を奪うことはできませんでした。

野池さんは3時間8分、湯口さんは3時間14分でそれぞれ自己ベストを更新しました。池田ふみ子さんもハワイを蹴って(笑)こちらに出場しており、壮年女子の部で2位になりました。(3時間44分)
皆さんは総じて、長野マラソンよりはタイムがいいようです。30秒ほど遅くなってしまったのは精神的な弱さが出たのかもしれません。
それでも、後半を1h36'01"でまとめたのは収穫でした。落ち込みは最小限に食い止めたのではないでしょうか。

…と思って計算してみると、
大会後半ハーフ後半 - 前半
1999長野1h48'09"20'39"
2000長野1h50'08"26'18"
2001長野1h42'11"18'41"
2001北海道1h32'30"5'50"
2001大町1h36'01"5'53"

と、さすがに北海道はうまくまとめて走っています。今回も後半の落ち込みは北海道とほぼ同じですが、前半が登りだったことを考えると更に向上の余地がありそうです。

サプリメントは今回も、3Actionとカーボショッツ、VAAMにアミノバイタルプロといったところです。朝食もちゃんと摂りましたし、コンビニで買った薄皮まんじゅうを食べながら現地に向かいました。それでも20km付近で空腹を覚えたほどです。

むしろ今回の敗因は体重増にあったようです。当日はともかく、翌日計ったところ64kgにも達しており驚きました。
半月前の村上TAの頃は59kgをキープしていたのですが、終わって気が抜けてしまったようです。最近の大会では、直前の3日間を完全休養する調整が多いのですが、ここで食べまくってしまうのでは逆効果です。この辺りに克己心が必要だと思います。

今回はまったく足にマメができませんでした。ディクトンのスプレーはいつも通りに使っているのですが。トライアスロン(素足にシューズを履いている)から時間が経っていないので、皮が厚くなっていたこともありますが、「蹴る」フォームから「足を置く」フォームに変わっているのだと思います。記録の安定にはつながるようですが、直前の5000mで18分を切れないなど、スピードは明らかに落ちています。村上TAのランパート、その前週のデュアスロンでもスピード不足を感じました。

長野市駅伝部との練習で、スピードを上げる機会には恵まれているのですから、もっと活用しなければいけませんね。今年はフルマラソン3回ということで、野尻湖以降は距離に縛られてしまったようです。来年はこれも踏まえて、参加する大会を検討する必要がありそうです。

2001.10.13 更新
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