妖刀
「さて、シャドウムーアがスタンダード入りした事だしそろそろ本気を出そう」

紗耶
「一年近くサボっていたのは本気を出していなかったからなのですか。そうですか」

妖刀
「ん。その言葉、長い闘病生活を終えた人間に対して、少々暖かみと言うものが欠けている気がするな。僕としては」

紗耶
「闘病生活って?」

妖刀
「うん。発症率が高い割に、完治するまでに時間がかかる。中には一生治らない事だってある恐ろしい病気さ。特にこの時期になりやs」

紗耶
「ああ、オチ読めたんで、さっさと始めて下さい」



妖刀
「じゃあ、今回はシャドウムーアの新しいキーワード能力をやろうか」

紗耶
「『共謀』、『頑強』、『萎縮』ですね」

妖刀
「そこにさらに『アンタップシンボル』を加えておこうか。キーワード能力じゃないけどね」



妖刀
「まずは『共謀』から。
 共謀は二つの能力を表すキーワードで、 一つ目は、呪文がスタック上にあるときに機能する常在型能力である。
 二つ目は、呪文がスタック上にあるときに機能する誘発型能力である。
 「共謀/Conspire」は、「この呪文をプレイするに際し、あなたはあなたがコントロールするこの呪文と共通の色を持つアンタップ状態のクリーチャー2体をタップしてもよい。」と「この呪文をプレイしたとき、それの共謀コストが支払われていた場合、それをコピーする。 この呪文が対象を取る場合、あなたはそれのコピーの対象を選びなおしてもよい。」を意味する能力だね」

紗耶
「共謀をもつ呪文と同じ色のクリーチャーをタップすればコピーが出来る、と」

妖刀
「簡単に言えばそうなるね。赤と緑のマルチカラーの呪文なら赤と緑のクリーチャーの組み合わせのクリーチャーをタップすればいい
 その際、クリーチャー同士は色を合わせる必要はない」

紗耶
「なるほど」

妖刀
「共謀コストは1回しか払えない。そのあたりは昔あったキッカー等の追加コストと同じだね」

紗耶
「という事は共謀が2つあったら…?」

妖刀
「2回使えるわけだね。共謀1つに付き1回、というわけだ」



妖刀
「次は『頑強』だ。
 頑強は誘発型能力で、 「頑強/Persist」は、「このパーマネントが場からいずれかの墓地に置かれたとき、それの上に−1/−1カウンターが置かれていなかった場合、それを−1/−1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で場に戻す。」を意味する能力だね」

紗耶
「一粒で二度美味しいという事ですね!」

妖刀
「この『頑強』はクリーチャーじゃなくても適応される。その上に-1/-1カウンターが置かれていなければ、だけど。
 ……とはいえ、そんな場面は殆どお目にかかることはないと思うけど」

紗耶
「そうですねー」

妖刀
「もしもトークンが頑強を持っていた場合は墓地に置かれた際、頑強の能力は誘発する。
 けども、トークンは場を離れると消滅してしまうので戻っては来れない」

紗耶
「それも結構レアなケースですよね」

妖刀
「そして。+1/+1カウンターを持ってるクリーチャーが、-1/-1カウンターを置かれ、それによってタフネスが0以下になったり、致死ダメージを受けていた場合そのクリーチャーは頑強によっては戻って来れない」

紗耶
「あれ? そうなんですかー? +1/+1カウンターと-1/-1カウンターって相殺するんじゃないんですか?」

妖刀
「相殺するんだけどね。それは状況起因効果によって取り除かれるわけだから、墓地に落ちる直前の状態では+1/+1カウンターと-1/-1カウンターは置かれている状態なんだ。  なので、頑強は誘発しない」

紗耶
「はー。なるほどー」



妖刀
「次は『アンタップシンボル』だ」

紗耶
「逆ですね」

妖刀
「アンタップ・シンボルは{Q}である。 起動コストにアンタップ・シンボルがある場合、「このパーマネントをアンタップする」ということを意味する」

紗耶
「簡単にいうと…タップシンボルの逆?」

妖刀
「全くその通り。俗に言う召喚酔いにも影響されるし、既にアンタップしているクリーチャーではアンタップシンボルは払えない」

紗耶
「これは簡単ですねー」

妖刀
「ただ、シンボルマークが大分タップシンボルと似通ってるから間違えないように注意しないと。僕、プレリリースで勘違いしてたし」



妖刀
「最後は『萎縮』。これは結構な曲者だ」

紗耶
「でもカードテキストは簡潔ですね。これはクリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与えるって」

妖刀
「そうだね。でも詳しくは萎縮を持つ発生源からクリーチャーに与えられたダメージはクリーチャーに残らない。そうではなく、それはその点数に等しい-1/-1カウンターをそのクリーチャーの上に置く」

紗耶
「う。難しそー」

妖刀
「まぁ、ダメージを与える代わりに-1/-1カウンターを置く、と思っていればいいんだけどね。注意点も幾つかあるけどね」

紗耶
「注意点、ですか」

妖刀
「幾らダメージを-1/-1カウンターで与えるといってもそれはターン終了時に取り除かれないし、1/1の再生を持っているクリーチャーで1/1の萎縮を持つクリーチャーをブロックしても再生は出来ない」

紗耶
「なるほど」

妖刀
「だけど、ダメージはダメージ。ダメージを移し変えたり、軽減する呪文や能力をしようするのは可能だし、ダメージを与える事で誘発する能力は誘発する」

紗耶
「与え方はさておき、ダメージはダメージなんですね!」

妖刀
「その通り。そして萎縮もちのクリーチャーが戦闘ダメージをスタックに乗っけた状態で場を離れてもそれは-1/-1カウンターという形で与えられる」







妖刀
「とまぁ、今回はこんな所かな!」

紗耶
「本気出した割に、随分短いですね」

妖刀
「それはまた次回に乞うご期待!という所で」

紗耶
「次回っていつですか?」

妖刀
「………いやぁ…まだまだ闘病中だから。五月病……」





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