GARMIN GPS の使い方
Back to USAGE Page Last Update:'00/5/10

(1)ファームウエアのアップデート
(2)動作チェックを目的とした"隠しコマンド"
(3)GARMIN用アクセサリの自作
(4)GARMIN社への修理の依頼方法
(1)ファームウエアのアップデート [TOP]
'98年夏から試験的にファームのアップデートをユーザにか開放するようになり,現在では積極的にファームや純正のソフトのアップデートがWEB(http://www.garmin.com/support/)で公開されるようになりましたので,時折,チェックをしてファームのメンテナンスをおくと良いでしょう.
●ファームウエアのアップデートに必要な機器の環境,方法;
下記の機器環境が GARMIN GPS のファームエアのアップグデートに必要なもの:
- Com1-4を有し,CPUがペンティアム,OSにWindows 95,Windows 98,Windows NT 4.0がインストールされたIBM compatible PC
- PC Interface Cable.
(ケーブルについてはGARMIN販売店もしくはGARMIN社販売部門へ問い合わせのこと.)
新しいファームウエアをアップロードする方法:
<Windows/DOS版共通>
- ハードディスクの任意のディレクトリ(例 c:\garmin)にダウンロードした自己解凍形式のzipファイルを置く.
- このディレクトリでダウンロードしたexeファイルを実行し解凍します.
- 空いているComポート(Com 1- 4いづれか) にインターフェースケーブルを介してGPSを接続する.
- GPSの電源を入れ,インターフェース方法の設定が(Interface setup)が"GRMN/GRMN HOST", "GARMIN","DATA TRANSFER SLAVE" "であることを確認する.(機種によって表現が異なる)
<Windows版>
- アップデート用のファイルを解凍したディレクトリに移動し(例:c:\garmin),アップデートプログラム(updater.exe)を実行する.GPSを接続したCOMを選択し"OK"をクリックするとアップロードが開始される.
<DOS版>
- 5.DOSプロンプト画面で前に解凍をしたディレクトリにcdコマンドで移動をし(例:>cd c:\garmin),アップデートプログラム(updatesw.exe)を実行するるとアップロードが開始される.(注:WiondowsのDOS窓で行うと失敗することがあるので,パソコンをDOSをシステムフロッピーディスクから立ち上げて行った方が安全)
- 6.実行には約3〜10分かかり,アップロードが終了するとGPSは自動的にリセットされ通常に立ち上がる.
(2)動作チェックを目的とした"隠しコマンド" [TOP]
GARMIN社のハンディGPSにはいくつかの動作チェックを目的とした"隠しコマンド"があることが知られていいます.しかし,最近のファームでは次第に少なくなっていますが,特に有効なものだけ紹介します.(GPS12/2+/3+系)
●テスト画面
ENTERキーを押しながら電源オンにするとこの画面が立ち上がります.液晶やキーのテスト,受信状態,クロック,内部温度,バッテリー,時計の状態がモニターできます.
●測位状態のクリア
PAGEキーを押しながら電源オンすると測位状態のクリアされ測位動作行われます.アルマナックという衛星の位置を示す情報やWaypointなどの情報は消去されません.
GPSが何らのエラーで測位が出来なくなったときなどに使います.
●完全リセット
MARK(GPS3,12MapではMENU)キーを押しながら電源オンすると,システムが完全にリセットされます.
GPSが何らのエラーで測位が出来なくなったときなどに使いますが,これを行うと内部のメモリやアルマナックなどがすべてが初期化され工場出荷状態になりますので,うっかりの誤操作に注意してください.
(3)GARMIN用アクセサリの自作 [TOP]
GARMIN社のハンディGPS関係のアクセサリは純正のものが揃っていますが,パソコンとのインターフェースのために使うデータケーブルやデータ・パワーケーブル,より受信環境を得るための外部アンテナ,純正には無いホルダと言ったものを自作するのも良いでしょう.そのような方のためのいくつかのノウハウを紹介しておきます.ただし,これはメーカーの保証外になる行為ですのであくまで自己責任でお願いしたいと思います.
●データ・パワーケーブルの自作
GARMIN社のGPSは最初からアクセサリとしてデータケーブルが付属してくる場合が増えてきていますし,純正でシガーライターから電源の取れるデータ・パワーケーブル,GPSの反対側がバラ線になっており接続する機器に合わせて加工できるケーブルも販売されていますので,ケーブルで困ることはありません.
しかし,自作マニアの心をくすぐるものとして,アメリカのオレゴン州に住むLawrence Henry Berg (purple@pfranc.com)さんは,なんと自分で金型を起こしてABS樹脂でコネクタを作りシェア・ハード(シェア・ウエアのハード版)として世界中に配布しています(http://pfranc.com/projects/g45contr/g45_idx.htm).日本では著者が配布のお手伝い(Pfanc of Japan : http://pfranc.com/cgi-bin/pub/c_jp ,http://www.valley.ne.jp/~kazuo/gps/d_jap_j.htm)をしています.
このコネクタはGPS2+/3+/12XL/12Mapと言った機種用のもので,このコネクタさえあればデータケーブル関係の自作は難しいものでは無く,純正のケーブルと同じ機能のケーブルを好み次第で作ったり,純正には無い形態やWindowsCE用のケーブル(A-60/E-55)などアイディア次第で使いやすいケーブルが作れるでしょう.
なお,信号線の対応は下記の通りです.
信号線の対応
Garmin DE-9 DB-25
機能名称 純正ケーブル色 soket socket
-------- ------------ ------ ------
data in 白 3 2
data out 茶 2 3
ground 黒 5 7
power in 赤 N/A N/A
(power in は外部電源を使用する場合のみ結線.0.25Aのヒューズを入れるのを忘れないこと.
また電圧上限はGPS38/40/12は8V, GPS45/45XL/12XL/12CX/12Map/2/2+/3/3+は36V.) |
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GARMIN社のGPSはパソコンとのインタフェースが人気の秘密.純正のケーブルのほか,シェアコネクタを使って用途に応じたケーブルが作れる. |
●自作アンテナ(カーナビゲーション用アンテナの流用)
以前のMultitrac8と呼ばれる受信機を搭載したモデルは感度が今ひとつで,感度の良い外部アンテナを使うことが快適にGPSを使うためのポイントでした.最近は受信機が性能良くなっており,外部アンテナを必要とする場面は減っていますが,パソコンGPSでカーナビをするような場合で,アンテナはルーフに付け本体は助手席に置きたいと言うときや,より感度の良いアンテナを用いて安定した測位をしたいという場合などは外部アンテナが欲しくなります.
GARMIN社ではBNCコネクタがついたタイプ(GA-26),MCXコネクタがついたタイプ(GA-27)などのアクセサリーがありますが,多くのカーナビ用のアンテナも流用できると言われています.著者はこれまでいくつかの5V系のカーナビ用のアンテナを流用して使ってきていますし,@ニフティのFGPSでも"GPSを壊した"と言うような報告はありませんが,最近のアンテナはアンプの素子の駆動電圧が2.5V,3V.3.3V系になっていますので特に注意が必要です.
(GARMIN社のハンディGPSも最近のGPS12MapやeMapは2.5V系になっています)
もしカーナビのアンテナを流用したい方は十分調査してから各自の責任で試してみてください.(しかし,給電される電圧を調べるために普通のテスターをアンテナ端子に当てることは決してしないで下さい.GPSを壊すことになります.)
なお,カーナビのアンテナを流用して使う場合,GPS12XL/12Map/eMapに使われている外部アンテナ用のコネクタはMCXと呼ばれ,民生用としては一般的ではありませんが,下記のメーカーや代理店,会社で取り扱いがありますので問い合わせてみると良いでしょう.特に有限会社ライトスタッフでは"痒いところに手の届く"ケーブルやアンテナと言ったアクセサリーや入手困難なパーツの販売,GPS本体の販売もしています.また,この会社で扱っているモトーラ社製のアンテナは私が比べたアンテナの中ではもっとも感度が良い物でした.
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純正のアンテナの他,カーナビのアンテナも保証外だが転用できる場合もある.

GPS12XL/12Map/eMapに使われている外部アンテナ用のMCXコネクタ.日本では中継機の内部の結線に多く使われているようだが,民生用としては一般的でない.また,MCXコネクタは特殊であるため,BNCコネクタとの変換ケーブルがあると複数のGPSを所有している場合は便利である.(写真は自作したものだが,GARMIN社の純正もある)
<MCXメーカー,代理店>
日本ラディアル株式会社(103-0004 中央区東日本橋2-11-3 (第8梶山ビル) 03-3866-2390)
特約代理店 (株)ワイ・ケー・コーポレーション(235-0041 横浜市磯子区栗木2-4-1 045-771-268)
<オリジナルパーツ,アクセサリ取扱会社>
有限会社ライトスタッフ 〒731-5132 広島市佐伯区吉見園21-3-205 http://www.soaring.co.jp/ |
●車やバイク,マウンテンバイクで使う際のホルダ
車の中でハンディGPSを使う際には大概ダッシュボードの上に置いて使いますが,ただ置くだけでは角を曲がるたびにGPSが転がって困ります.GARMIN社ではGPS2+/3+では両面テープのついてベルクロテープを標準で添付しています.筆者はGPS12XL/12Map用の純正のホルダーを,エアコンの吹き出し口に付けて使うドリンクホルダに取り付けて使っています.この利点はGPSホルダとしてもドリンクホルダとしても使うことができることと,純正のホルダはデータコネクタと一体化するのでケーブルまわりの取り回しがすっきりすることです.
マウンテンバイクで使う場合は,純正のホルダが最も収まりが良いのですが,ちょっと華奢な感じもあるので,マウンテンバイクで林道を走るような場合は,落下防止の対策をとっておいた方が良いでしょう.また,GPS12系用のホルダは本体の背中のゴムを剥がし,そこにホルダのパーツを貼り付けるものですので,ホルダに装着しないときは厄介なものになりがちです.
バイクのハンドルステーに取り付けるタイプのホルダは純正のものはありませんが,ラリー関係のパーツを扱うドイツのTouratechと言う会社(http://www.touratech.de/gps.htm)でしっかりしたオリジナルのものがあります.工作好きなら,ハンドルのレイアウトに合わせて自分で作ってしまうのも良いでしょう.アルミ版やアングルを利用してがっちりしたものを作っているFGPSのメンバーもいます. |
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写真はマウンテンバイク用のホルダ.その他に車や船舶のダッシュボード用のホルダがそれぞれ用意されている. |
(4)GARMIN社への修理の依頼方法 [TOP]
個人輸入でGARMINのGPSを買ったのだけれど,調子が悪くってしまった・・・でも,心配しないで下さい.GARMIN社のWEB(http://www.garmin.com/support/)には修理受付方法が公開されていますので,それにしたがってGARMIN社へ直接修理の依頼をします.ここでは保障期間中の無償修理の方法を紹介しますが,有償修理についてもこれに準じていますので参考にしてください.なお,有償修理についてはWEBに大まかな見積表が掲載されていますので,修理/買い替えの判断にすると良いでしょう.
修理の依頼方法は次の通りです.
1.サポート窓口へ電話,FAX,e-mailのいづれかで連絡し,修理受付番号(RMA#,Return Material Authorization tracking number)を取得する.その際,サポートへは,GPSの機種/シリアルナンバー,依頼者の氏名・住所・TEL・FAX・e-mailアドレスを伝える.
サポート連絡先:
Tel. 800/800-1020
913/397-8200
Fax. 913/397-0836
e-mail:techsupp@garmin.com
2.修理受付番号(RMA#)を取得したら下記のGARMIN社住所までしっかり梱包して返送する.この時,宛名の備考欄に修理受付番号(RMA#)することを忘れないことと,GPS本体にもサポートへ連絡した時の依頼者の連絡先の写し,修理受付番号(RMA#)を添付しておく.
返送先住所:
GARMIN International
ATTN: [修理受付番号(RMA#)記入]
1200 E. 151st Street
Olathe, KS 66062 USA
(修理依頼をするための文案はそれほど難しくはないので各自で作文してください)
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