U.S. Census Bureau TIGER Mapping Service を使ったBMP地図の作り方


●U.S. Census Bureau
 TIGER Mapping Service
 The "Coast to Coast" Digital Map Database.
 参照:http://tiger.census.gov/cgi-bin/mapbrowse-tbl

 このサービス(TMS)を実施しているところですが、日本で言えば自治省の国勢調査を行う部署のところのようなものです。国勢調査もGISの一種ですが、このサービスを使うと年齢別の人口密度などもWEB上でこの地図上に表示できるような機能もあります。

 今回は、カシミールやGarmapCEのようなBMP地図を使えるソフト用のベースマップを作るための方法を紹介します。と言っても至って簡単で、IEなどのWEB用のブラウザでcgiに必要なパラメータを与えるだけです。それだけで、ブラウザ上にUSの地図が得られるというものです。

 GUAM島の地図を例にとると、ブラウザのURLに下記の内容をペーストしてアクセスしてみてください。1800*2200ドットのGUAM島の地図が表示されます。


 この画像の上で右クリックしてポップアップするメニューで、名前を付けて保存(GIF画像)し、フォトレタッチソフトでBMP画像化や色補正、階調調整をしてください。
 出来あがったら、それぞれの地図を扱うソフトの使い方にしたがって、画像の経緯度範囲などを決めるファイルなどを作り完成です。
 地図に含まれる地名から http://tiger.census.gov/cgi-bin/mapbrowse-tbl で経緯度が検索できますので、3地点くらいを選んで、ビット数から経緯度範囲を算出すると良いでしょう。


 なお、パラメータに付いての詳細は http://tiger.census.gov/instruct.html に記載がありますが、簡単に紹介すると、

	lat=13.44300&lon=144.79400	地図の中心経緯度(度数表示)
	wid=.38			表示の経度幅(度数表示)
	ht=.26			表示に緯度幅(度数表示)
	iht=2200			画像の高さ(ビット数)
	iwd=1800			画像の幅(ビット数)
	off=counties,places,miscell	デフォルトのGIS情報の強制消去
      *パラメーターで地図の経緯度幅を指定しますが、元の地図の範囲が段階的ですので正確には反映されないので注意が必要です。

 このoff=以外のパラメータを可変すれば、アメリカのどこでも地図が得られます。

 このほか、別ファイルに経緯度指定して位置情報をマッピングできる機能(ILL社マップブラザーズのLMLの簡単な物)もあり、e-mailで簡単に場所の情報が送れます。

 国内でもこのようなサービス(マピオン等)がありますが、有料サービスや広告目的が中心です。ところが、このTMSは最小限の地図情報ですが、公共サービスとして開放してしまっているところがすごいですね。


Copyright by Kazuo Nakazawa