RS2332<->TTLコンバータを作る
01/11/18<工事中
<<作成にあたっては自己責任でお願いします>>

GPSを各種の機器に繋ごうとすると、必ず起きるのがデータの電気特性の違い、つまりGPSのRS232C、PDA他のTTLとの間のデータコンバートです。

テスト用には外部電源のがっちりした物を作ってありますが、モバイルで使うには大きすぎます。
最近、大阪・日本橋の共立電子で単4電池3本/スイッチ・蓋付きのケースを見つけたので、電池1本分を抜いて、そこへ3Vで動作するコンバータ回路を組み込み比較的コンパクトなコンバータを作ってみました。

たとえば、GPSにeTrex接続先にCASSIPEA A-60のTTL I/O とした時の例では、経費は約2,000円程度(掲載下記)になります。

この他テスト用としては、Visorのコネクタ(約900円)に2.5mmステレオジャックを取り付けるなどしても良いですね。

    <経費>

    ケース(単4型3本スイッチ付)
    105円
    (日本橋・共立電子)
    2.5mmステレオプラグ
    200円
    ケーブル付き
    MAX3232
    600円

    チップコンデンサ(5個)
    100円
    0.1μF
    ePlug
    750円

    フェーノール基盤
    100円

    雑費
    145円


    合計
    2,000円




    参考: MAXIM http://www.maxim-ic.com/ja/StartPagej.htm





製作に使う主たるパーツ。

特殊なものは無いが、これ以外にリード線や半田など基本的なものは別途必要となる。






MAX3232を使った回路。

MAX3232はIN/OUT2回路づつ持っているが、配線し易い回路をIN/OUT1回路使っている。
使用しない回路は入力をグランドしておいた。
特に難しいことは無く、チップコンデンサ(0.1μF)をペタペタ貼り付けただけである。

<<回路はMAXIMのデータシートで再確認のこと>>






MAX3226を使った回路例。

サンハヤトの.065ピッチを変換する基盤を用いて簡単に作れるようにしたもの。
スルーホール基盤なので裏表にチップコンデンサを貼り付けられるので、グランドを引き回すくらいで回路が組める。
(左の実態配線ではAutoShutDownにしている)

難点はMAX3226の半田付け。基盤にショートを気にせず半田を乗せ、余分な半田をを半田吸い取り線できれいにした後、ICを乗せ半田をショートを気にせず乗せる。きちんと半田が回ったら、再度半田吸い取り線で余分な半田を吸い取って、ルーペで確認して終わり。

<<回路はMAXIMのデータシートで再確認のこと>>


MAX3232の標準回路



MAX3226の標準回路

10,12,16 を結線することでAutoShutDownとなる。





電池ボックスに組み込んだ様子。

余裕で単4のスペースに収まる。

入出力の端末は使う機器に合わせて加工のこと。

MAX3226を使った例ならAutoShutDownが使えるので、電源スイッチが無くてもRS232Cの入力でON/OFF制御が可能。





A-60 で使っている様子。

CASIO H/HP WindowsCE マシンのCASSIOPEA A-60 は背面にTTLレベルのシリアル端子を持っているので、これを使ってGPSを接続する。ちなみにCom5にアサインされていた。
CASIOのプログラマブル電卓にも同じ端子があるので、これを使えば”電卓でGPS”も可能かも知れない。

<2.5mmステレオプラグ結線>
GPS===回路===BASE|Ring|tip > TTL(CASIO)
   GPSからの GND TxD  RxD



<Visorプラグの結線>
    1 RxD <- TTL OUT [MAX3232] RS232C IN <- GPS TxD
    2 KBD
    3 HS1 -> V+(3V)が取れる?
    4 GND <-> GND
    5 D-
    6 D+
    7 VDOCK
    8 TxD -> TTL IN [MAX3232] RS232C OUT -> GPS RxD



Visor で使っている様子。<未>

Visorのプラグに2.5mmステレオジャックを付ければ上記のコンバータを共有できるはず。

また、MAX3226を使った回路例なら、HS1から電源を取って駆動できるかも知れない。

このとき、電源を入れたままやVisorのプラグをVisorにつけたままコンバータのプラグを抜き差しするとVisorを壊す可能性があるので注意のこと。


これはMAX226を使った回路で電源をVisorのHS1から採っている。回路のケースは単4電池を単3にするアダプタを用いた。<動作未確認>





LarryさんのGARMIN-CASSIOPEA Cable (GC Cable)

これはLarryさんが作った、

 GPS (NMEA OUT) -> [回路] -> TTL機器 (2.5mmステレオプラグ)

と言った構成のものです。
A-60で動作確認をしたところ、OKです。
Voisor見たいなTTL入力の機器でNMEAで受信だけする(ナビ用途?)にちょうど良いですね。

ただし、試作品なので1点物です。