カーリングって何?



カーリング競技風景
カーリングは16世紀スコットランドが発祥の地とされ、フェアプレーの精神を大切にする、知的で奥の深いスポーツです。
「氷上のチェス」あるいは「氷上のビリヤード」とも呼ばれています。 また投げられたストーンが氷の上をクルクルと回転しながら滑っていくところからカーリング(Curling=巻くこと)と呼ばれるようになりました。

カーリングのルール

カーリングの競技は、「スキップ(主将)」「リード」「セカンド」「サード」の4人1チームで行います
スキップの指示によってリード、セカンド、サード、スキップの順で相手チームと交互にひとりが1個づつ2回氷の上を滑らせます。

2チームでストーン16個を投げて1エンド(1回戦)
正規にはこれを10エンド(10回戦)行い、競技時間は約2時間40分かかります。(1エンドは約15分)


各メンバーの役割

☆スキップ
スキップ スキップは投球者とスウィーパーに対してゲームの状況にあった作戦を指示します。
投球コースや場所をブラシで示して意思を伝えます。
☆スウィーパー
スゥィーパー 滑っていくストーンの前を4人のうちの2人がブラシ(またはブルーム)で掃きます。(スウィープするという。)
スウィープすることによって氷面をわずかに溶かし、ストーンの滑りをよくします。(より遠くまで真っ直ぐ滑るようになります)
見る方にはユーモラスな光景ですが、掃くほうにとってはハードです。
☆投球者
投球者 ストーンを投げる人です。 ストーンは指先だけでなく、また、手のひらに置かれる物でもありません。指と手のひらのバランスが必要です。 しっかりした指の握りは投球動作が続く間ストーンをコントロールする上で大切な要素です。
また、投球にはインターン、アウトターンのテクニックがあります。

カーリングの得点

☆得点は両チームがストーンを投げおわった時点で決まります。
☆ハウス(円)の中心に最も近いストーンのチームがそのエンドの勝者になります。 勝ったチームの得点は相手のチームのストーンよりさらに中心に近いストーンの数だけ得点となります。(相手チームは0点)

例:白1−0黒
例:白1−0黒
例:白2−0黒
☆1エンド目はコイントスで先攻、後攻を決めますが2エンド目からは得点をいれたチームが先攻となります。(後攻の方が有利で、ラストシーンでの一発逆転があります)

カーリングの道具

☆ストーン
ストーン スコットランド産の花崗岩を使用していて、重さは約20kgもあります。

☆専用シューズ
カーリングシューズ 片方の靴の底には、非常に滑る素材が使用され、体重を乗せたまま滑っていくことができます。

☆ブラシ
ブラシ ストーンの前をスウィーピング(掃く)時に使います。
ストーンの進む方向を調整したり距離を3〜4m伸ばすことができます。
ブルームというホウキのような物を使うこともあります。


投球のテクニック

 ストーンを持ち、ハックに静止する。ストーンは身体の正面にではなく、右肩の前のセンターライン上に置きます。
 ストーンをわずかに前方へ押し出し、投球動作に入ります。
 腰を上げ、ゆっくりストーンを引きはじめます。同時にスライドする足を後ろに引きはじめます。
 ストーンを振り降ろし、後ろに引いた足がスライディングに移ります。
 降り出されたストーンはスライドする足をリードし、ダウンスィングに入り、蹴り出します。
 スライディングする足はストーンの後ろに置かれるとともに身体の重心となります。
 身体とストーンは同じスピードでリンクの反対側の目標に向かって滑り、ストーンから手を離します。

’98長野オリンピックカーリング競技は
風越公園アリーナが会場になりました