最近の住宅は防火 ・断熱構造化が法的に強く求められ、密閉型になり耐久性の低下を招いているものがあります。
木材は調湿性に優れていますが、腐るといった欠点もあります。
木材に結露することにより、木材の含水率が高まり長期に維持されると木材は腐り強度低下を招きます。
腐朽とは、腐朽菌とよばれる菌類が木材の主成分のセルロースやヘミセルロースなどを分解して、多孔質となり強度が下がってしまいます。
重量減少率が5%程度の軽い腐朽でも強度劣化は50%以上になってしまします。
木材は世の中に腐朽菌の存在がなければ腐朽しないことがわかっています。
腐朽菌は微生物であるため水分のコントロールで腐朽を防止することができます。
基本的なことは木材の含水率を25%以上にしないこと、そのために防水や防湿および通気・通風・換気などで湿気の排出が必要となります。
木材の含水率は周囲の湿度と温度で変動しますが、特に湿度による影響が大きいといえます。
樹種によるバラツキやヒステリシスによる含水率の変動を考えると 壁内や床下空間は,
湿度85%以下に保つことが大切です。
木材の劣化を防ぐには微生物の繁殖を防ぐことで、私たちにとって常に健康で快適な空間を維持するためには重要なことであると思います。
|