telemark ski
僕の雑感

上の記事がが最新、下は2002年・・。若干愚痴気味か。


BCクロカンブーツにバックル

BCクロカンブーツにバックルやサポーターって要る?

需要があるから年々newモデルとして出てきているんだろうけれど、

なんだかこの流れは90年代初頭のテレマーク革靴の頃を思い出させますね。


まん中?

スカルパの75oノルムプラブーツ。

T1とT2とT4があると、

T2が真ん中で滑りにも歩きにも汎用性が高い・・

なんて思うのかもしれないのだけれど。。

僕が知っていた時代/範囲でのハナシなんだけれど、

その頃の開発のモデルは北欧の人でした。

北欧の体格の人でのサイジング。

の、T1、T2、T4に。

僕ら日本人。

道具のメリットを享受できるレベル、という観点において、

果たしてT2は開発コンセプトのどの程度を、

我々は引き出せているのであろうか?

我々にとってT2は、お店が言うように汎用性のある真ん中なん?


荷重

体重乗っけて関節曲げてたら、そりゃ疲れますよ。。

体重使う操作、をメインに置かず、

重じゃなくて圧を使うようにシフトすればヨシ。

加圧/抜圧。

ちなみにガニは曲げ荷重するからよ。

伸ばし加圧にすればガニらなくなりますよー


ストックワーク

肘と膝、って同じ分量で動きます。

そして動かします。

ゆえに、

ストックワークは戦略なしにに触ると怖いよー。

イントラ諸氏。


BCクロカン

場所:

道路から近いところ

時間:

ワンクール1.5時間



山は・・

身伸(ストレッチング)で初めておいて、

山は屈伸(ベンディング)だぜっ!!

って

「ん!?」

そう言うんなら最初っから屈伸でやったらいいのに。。

対イントラ、ね。

では

うちはというと、

身伸でも屈伸でもなく

無理に名付けると「階段降りるみたい系」。


ガニ

「がに股」と「O脚」は大腿骨のねじれが違うのでイコールではない

のだけれど、

ここで言う「ガニ」とは

テレマークスキーでターンしているときの「ガニ」。

これ、イントラでも多いのよね。

格好悪いね。

直していただきたいと常々。

骨格だから・・

は通用せず、

滑り方で消せます。ガニ。

お悩みの方はいらしてください。


セーフティポジション

プルーク とか ハの字 とか もしかしてボーゲン なんて言ったりもするかしら。。

いずれそれ。

たぶん知らない、ってことなんだろうけれど、
ちっちゃな子供がしてるのは、
プルークではなくて、あれ「セーフティポジション」って言うんです。

あの膝真っすぐ、足真っすぐで手を広げて滑ってくるアレ。

関節を曲げず、骨を真っすぐにして板を押します。
または衝撃を受けます。

大人でも疲れた時にするハの字はそれ、セーフティ。

子供に導入するときは、
手を真っすぐ横に広げてもらうと、
自然に足もそうなる・・って手法使います。

ストックは無し。
拳(腕)をちょっとだけ内側に捻ると足(脚)も捻られ、三角形(ハの字)のキープが容易になります。
ただ同時に腰も引けるのでそこはイントラの腕の見せ所。
雪玉キャッチボールとかよくしますよね。
大人も一緒ね。

これ、
セーフティー、って言うくらいで、
ここからターン技術には発展しないのね。
これが完成形。
そして基本は直滑降。

びゅーっ!と滑り下りてる子供のアレ。

で、一方でプルーク。

こちらは将来的に、ターンへと持っていこうという意図のある三角形なのね。

よく、
足首を適度に曲げて 膝の裏が柔らかく曲がり スネあてにスネ
とうのがそれ。

昔はそこからシュテムに進み、遂にはパラレル、って流れ。
上下動でぎゅーってやったりね。

カービングが出てからは伸ばしてみたりして。

いずれそんなの。
ターンのための・・的な三角形なんだよね。

ちなみに小学校2年くらい、
まだ筋肉が細く、道具に対する体重がまったくない体格の初心者に、
このプルークを導入する悲劇は割と見かけます。

イントラの勉強不足ね。

同じ三角形でもセーフティとプルーク、目的とするところが違うことをまず知ろう。


そこで踵の上がるテレマークにはどうかというと、
セーフティーは要るけど、プルークは要らないよ。

って前(下段)、どこかに書いてたかもね。。

追記:

日本だと「ハの字」って言うとセーフティに近いのかな?
プルークポジションはプルークターンだもんね。

ちなみにNZだと「スライス オブ ピッザ」。
ラージサイズは制動力が強くって、スモールサイズは加速する〜・・みたいな。
「ハ」よりピザの三角形の方が・・確かにTOPは閉じる気がするね(笑)。


ウォークモード

ついでに
同研修会での僕の質問。

「この中で普段、ウォークモードで滑ってらっしゃる方ってどれくらいいらっしゃいます〜??」

半数前後が挙手。

(実際、ゲレンデでチェックしたその数とおおよそ一致。)

笑顔崩さずに次の質問。

「また、お客様にウォークモードでの滑走を勧めてる方は〜?」

とまた結構な数の方が挙手。

なる〜〜

笑顔崩さずにどうでもよい話題にふって話を逸らしました。

合掌==



レベル4

TAJは「テレマークターン」を定義してたっけかな??

技術検定レベル4

1 テレマークターン大回り
2 テレマークターン小回り
3 テレマークターン総合滑降

これ

アルペンターンでものすごく上手に降りてきたらどう評価する??

ってのが議題になった研修会があって、

半数近くが

「あり、だと思います!」

って。

テレマークの道具を使ってのレベルの高いターンであれば・・云々。

ひゃぁ==っ!!?

うーーむ。

例えば指導員試験とかならね、、

前走、またはデモ滑走のターン弧やターンイメージをトレースできて何点、となる。

要はデモ(お手本)と同じような滑りができればマル。

これはよい。

わかり良い。

一方で技術検定は?

はてさて、、。


テレマークターン コーナー

業界紙でよくやる

テレマークターンの秘訣、とか、3日でテレマークターン完成〜等々。

これって

90年代、もしくはいっても2000年あたりまでではなかろうか??

失敗例なんかをとりだしてみたりするアレね。



最近の雑誌でまた見た。


変わらないのは、

「テレマークターンをする」

という流れ。

カタチヅクル、って言う表現の方が正確かもね。


「テレマークターンになる」

といった構成にはやはりならない。

・・・

ならないか。。。


ステップ板

相も変わらず、

ステップ板は登りではシールにかなわない・・

的なコメントを目にするのだけれども

なんともはやである。。

ならシール張ればいいのに。


大枠のミスは、

ステップ板のソフトではなくって、

フラット板のソフトで運用してしまっているところにある。

まぁ


ハーフウェッジターン

このハーフウェッジターンからのバリエーショントレーニング、

うちではよくやります。

パウダーでするのが一番効果的ね!


「テレマークスキー」

75mm規格(コバ)のブーツとビィンディングでするのがテレマークスキー。
と、
そのように呼んだほうが、10年後、または将来に都合が良いのかしら。。

それはNTNや、
次に出てくるだろう新しいシステムや規格のために。

ゆえに
NTNはNTNと。


基礎

基礎が大事。

とはよく言われるが、

その基礎は上から見下ろさなくては見当がつかない。

なんて言うか・・

上手いという人であれ
下手だという人であれ、

今の自分から見て経験則の底に見えるもの。
その中で、今につながる一番ダイレクトなものを、
おそらく基礎と呼ぶのだろう。

なら、
今の自分が変われば、もしくはもっと上に行けば、
下に見えてくるものもまた変わってくるのではなかろうか。。

成長している限り基礎もまた流動する。

各個人が自分の滑りに対して基礎を発するのに、何も思うものではない。
僕の滑りの基礎は・・的なモノ。

それが大上段!
『テレマークの基礎はこれです!!』

なんてモードをWEBで見るにつけ、

うわぁ〜、やっちゃった==
と冷え冷えする。

ある時期のイントラの通過儀礼、と見てお許しいただきたい。


スピード

ダウンヒルなので下に向かえばスピードが出る。

そのスピードに対し、、

出ないように出ないようにとする扉と、

スピード出そう出そうとする扉がある。

滑降が上手になりたいなら後者の扉を開けたいところ。

前者、は何もしないとスピードが出る環境に居るがために、
半ば必然としてスピードを押さえ込む。
そしてそれが技術の一歩目だと。

勘違いの始まり。

圧雪されたゲレンデにて。

一方、後者はというと、
何もしないと滑っていかない環境ゆえ、
なんとかして滑らそうと努力する。

そこは雪に厚みのある場所。
雪の抵抗でスピードが出ない場所。

柔らかい雪のBC、もしくはゲレンデ脇の非圧雪部。

ターン云々のよっぽど前段階の話し。

エントリー部ゆえ大事なとこね。


後ろ足

やはり「前足」「後ろ足」。

ターンに前・後ろ、って関係ないんだよなぁ。。
あるとしたら足が2本ある人は内外。

それと、
前と後ろ、とイメージするだけで静止画になっちゃう。
そこに至る過程はノン。

固定化されたポジション、のイメージ。

言葉遣い、要集中。


ピットチェック

スキーツアー時、お客様の前でするかな〜??

撤退の判断基準じゃなくて
GO〜の基準、明確なん?


重心

「重心は低いほうが安定する」

なるほど、そのとおりかも。

なんだったら上げたり下げたりしないほうが良いのでは?

と思う人。

また、

そもそも動いているシーン(ターン)で安定ってなに?

っていう人、居ると嬉しいなぁ〜。


ソリ

テレマークとは関係なく、育児的な・・。

まだ年齢的にスキーには早い、と判断すると
それじゃぁソリだっ!
と、子供(幼児)をソリに乗せたがる向きもあるようだけれど、
果たしてそれで子供は楽しんでるか?

ビミョー・・

どちらかというと怖いだけかも。。

経験からアドバイスさせていただくと、

ケツゾリ、または斜面を転がり滑り落ちることは間違いなくウケる!!

自分でよじ登って自分で落ちる、を延々と

もうヤメテクレ〜〜、までやりきって満足顔で電池切れ。

これだよね!


KIDS

KIDS 子供

テレマークにはKIDSが無い。

アルペンやサッカーや野球のように、
子供の頃から・・や、
子供向けのプログラムが一般にあるわけではない。

つまりはテレマークは大人の世界。

なので、初っ端からテレマーク姿勢、なんて始まってしまう。

大人ゆえ。

『KIDSの世界の無いものは歪んでる。』

とはよく言ったもので、

その歪みが趣味性だったり、または深淵だったりもして各人ハマっていくのだけれど、

一方では、
その単純な本質部分が見えなくなってゆく危険性をも併せ持つ。

テレマークの道具なので、テレマーク姿勢というものがあるとして一途に励む大人。

それがどのように美しいターンへと形作られるのか分解してアドバイスするイントラ。

よし、でしょう。

大人だし。

足を前後に開けただけで知らない大人からやたら大きな熱量で褒められてしまい、
「小さいのにすごいなぁ〜」的な、
子供本人もまんざらではなく、、、

な状況を散見するにつけ、

果たしてどうなのだろう?と思わずにいられない。

歪まなければ良いのだけれど。

子供は理屈じゃなくて、親や大人の顔色に敏感だよ。


同時操作

同時操作とか交互操作とか。

歩行を交互操作とするのであれば、
「歩くように滑る」は交互操作にて、が筋。

まぁ、テレマークは歩けるけるんだけれども、滑りは同時操作なんだよね♪
なんてのもでもアリだと思う。

それぞれだし。

ちなみにうちのテレマーク(75mmノルム)は交互操作。

ターンしてるのに歩いてるように見える〜・・とはよくお客様より。

そこでNTN。

こちらはバッチリ同時操作が好適格!

ストレッチング。

GS。

ゲレンデ。

TAJ指導員研修会はNTNでするといいかも。


斜面に垂直

お客様からのキーワード。

斜面に垂直になると板が回る。

残念・・

分かるけどゲレンデ。

板をくるんと回したければ空中がベスト。
もしくは空中に近づける。
抜圧。

プレッシャーをリリースする。
もしくはプレッシャーを引っこ抜いちゃう。

プレッシャーは圧であって、なるべく体重の要素を排してあることが前提条件。
体重はweightね。

weight感の強い方は「板に乗る」って言葉使います。

というわけで、
斜面に垂直とか斜めとか、まぁ・・。


外向姿勢

外スキーの外側に上半身を向ける
または
ターン弧の外向きに上半身を向ける

外向姿勢

ってイメージで、人は、やはり上半身を動かして外向きに。
もっと悪くは「姿勢」という語感より、静止画をキープしようとしたりもして。

板を内側に回旋することで「見た目、結果外向」

なーんていっても良いと思うんだけど。。

回旋、ってあまりヒューチャーされない日本。

プルークみててもそう。

いずれにしろ「基本」とか「姿勢」ってスキースクールにFITしている概念のよう。


10年

テレマークの実売のピークは2004年、とか。

ならそこからもう10年。

この右肩下がり傾向のなか、

T4やエクスカーションの売上だけが微増・・

って数字があったら

面白いなぁ〜


アウトプット

「アウトプットを中心に考えなくてはいけない」
「インプットからスタートしてはいけない」

まほろば倶楽部のアウトプットは

雪山でこそ光るテレマーク、もしくはテレマークターンの体験

けだし、楽ちんテレマーク!

創業以来、一貫してるのがエライ。


その代わり、インプットはあちこち紆余曲折済み。。


細革

キャンバーのある細い板が、

ホントに斜面が硬く、

そして急であるときに、

めっぽう心強く快適で、そして安心なのよね。

な〜んてことは実際体験してみなくては分からない。

だからある時期の立山は細革で上がる。


主要因

お金を払い、

ターンの技術を得ようとはしても転ぶ技術を得ようとはしない。

技術、ってほどのものでないから?

転ぶと怪我するから。

やっぱり、転ぶの嫌(ヤ)。

分かる。。。

なんだけど、転ばないと転ぶのに慣れていかないのもまた事実。

同時に存在する起き上がるテクもまたしかり。

上手く起き上がれないと大幅に疲れますよね。


誰も怪我したくない。

怪我と転倒は近い関係なので、

ターンの練習するより優先はこっちかな。

転べる道具と環境からスタートしよう。

そして、

ターンを仕掛けるそのこと自体が、

決して転倒の主要因となってはいけない。


上下動

ロッカー板のお客様に対しても、

依然、

上下動を基礎としたメソッドで応対するのだろうか?


ロッカー板

見た目でロッカーな板、

を履けば分かることだけど、

テレマークターン要らないよね。


ステップソウルフル

軽快痛快!ステップソウルフル1泊2日〜



見た目も現場もスキーツアーなのだけど、

実内容はスキースクールなんです。

ビーコン着けてシャベルも持ってますが・・。

リフトが無いので全員がステップ板仕様。

見た目、滑りを楽しんでるようにも映りますが、

何度も何度も登り返してチャレンジできることより、

その実が「集中した個人研鑽の場」

であることに参加されたことがある方ならば異議を唱えないだろう。

と、

要はツアーしつつも上手くもなれるお得な場♪


雪崩講習会

静観。

訓練を受けるのみ。


価値

尊敬する大御所とお話をする機会を得た。

アルペンスキーの方。66歳。

長くスキースクールを経営され、お客様との山岳スキーも企画される。

その方の滑りには、

品がある。


20年

どうやったらテレマークターンになるか?

ここをこうしてほらね!?

ここを意識してこんな風に。。

そんな

今から考えるとグラグラ傾いちゃうような恥ずかしい時期が確かに存在し、

今がある。

イントラの通過儀礼期間だと思えば少しは心安らかか。

20年。


ステップ板

NTNかファットかロッカーか細革革靴T1T4・・

なんてことより

急務は「ステップ板」だったんです(キッパリ!)。

だからBCクロカン始めたのよん♪

スキーツアーでの事故/怪我を減らすために。

そしてテレマーク存在のために。


NTN

TAJの指導員研修会ではテレマークスキーの道具での参加となる。

だから指示されてもいないのにアルペンで行ったら何か言われるだろう。

細革は何も言われない。

NTNも。

指導員、という業界をリードする立場の集まりにおいて、

現状

NTNはテレマークなんだな、と確認できた。


BCクロカン

造語です。

極薄の期待ながら将来、

本来の「バックカントリースキー」という呼び方に戻ったらいいな、と祈念して。



NTN

ニュー・テレマーク・ノルム



テレマークの中で(同列で)増えた選択肢、という見方には疑問符かも。

ヒールフリーというカテゴリーの中において

スノーシュー XCスキー BCクロカン テレマーク NTN etc..



くらいが妥当かと@当社比。

テレマークは楽ちん、ゆえ。


テレマークターン禁止っ!

スキーツアーの現場

ゲストに「ここはテレマークターン禁止〜」と。

「キックターンでお願いします!」なら分かる。

真意はアルペンターンしろとのこと。

それがテレマークスキースクールのスキーツアーだったならば、

メソッドを一から考え直すか、ガイドを専業にしたほうがよい。


同時且つ並列

イントラは指導の過程をどうしても縦軸にとりたがる。

アレをして、出来たら次にコレ。そしてそれが出来たらこの段階・・と。

でも実際、
斜面を降りてくるスキーに必要な要素はというと、
圧倒的にイッショクタでイチドキ。

だから一個一個技術を習得していくスタイルは非効率と思う。

もし段階派生的に縦軸をとりたいのであれば、
それは斜度、でいいと思う。

繰り返すようだけど、
いろんな要素が同時且つ並列で必要なのがダウンヒル。

今しているBCクロカンの狙いのひとつも、そこに在る。


上達

そうなんだよね。

上達って、

前の自分に積み重なっていくもんだ・・

と思っているうちは実は上達じゃなくて、

前の自分を消去してここに出す!

ってのが上達、なのかもね。


楽ちんテレマーク

一応テレマークスキーを本業としているので「楽ちんテレマーク」
と謳っており、

でもその実が「楽ちんヒールフリー」
であることは講習受けた人ならば分かる。

Walk On Your Ski

けだし名言であると、今も思う。


区分け

テレマークスキーに軽快さを求める状況では、もはやない!

と言われればそろそろ時期かな、とも思う。
お店に行って道具を眺めれば一目瞭然だ。

そもそも「軽快」、という設定はアルペンスキーへの対抗軸だったのだろう@日本。

ちなにみ僕の知っている他国、テレマークはそもそも「軽快」などと捉えられていない。
それはクロスカントリースキー文化があるゆえ。
比べればテレマークは革靴の頃から重いのだ。

もひとつ言うとクロカンは走るスキーのことを言う。
そこら辺の丘や山に出かけるクロカンチックなスタイル/装備は
バックカントリースキーと別に呼ぶ。
まほろば倶楽部では「BCクロカン」と造語で呼ぶ。

日本で山を滑る、といえば
それは裏山や丘などではなくスキー場レベルから上の世界、
いわゆるハイマウンテンでのこと。

そこにヒールフリーシステムで進入するわけだから、
装備が軽快から縁遠くなってしまうのは無理もない・・のか。

柔らかく軽快に山を楽しみたいのであれば、
それはもはやテレマークで、ではなく、
日本にはまだ無い世界観なのでテキトーにまほろば倶楽部でそう呼んでいる
BCクロカン
の世界、道具の展開が望ましいのだろうなぁ、たぶん。

標高的区分け。



ハイマウンテンはテレマーク
バックカントリーはBCクロカン(バックカントリースキー)
走るスキーはクロスカントリースキー
ゲレンデを滑るスキーはアルペンスキー(ノーマルスキー)
ハイカントリーはアルパインツーリングスキー(ATスキ)

BCクロカンなどという造語を使わず、
バックカントリースキーと呼べれば本来スッキリとするのだけど・・。


選択

プラスのネジ穴をマイナスドライバーで回す。

テレマークの前後差一足分に対するイメージ、ってそんなところかな。

プラスのネジ穴はプラスのドライバーで。
小さいネジ穴には小さいドライバー。
大きな穴には大きな。

アルペンに比べ、テレマークは難しい・・

という着想は既にネジとドライバーの関係ですらない。

それじゃ大工仕事は進まないのよ


ローテーション

身体ごとクルっとまわるローテーション

上下動もローテーションもそうですが、

イントラ側からの
「なんとかお客様にテレマークターンしていただこう」
という
対大人の親切心、ん?

現場的には双方共に没かなぁ。


バックカントリースキー

ゲレンデとバックカントリーの違い

ひとつは雪に厚みがあるかないか
圧雪されてるかされてないか
潜るのか潜らないのか

ということで

バックカントリーで滑りたい向きの人
練習するのであれば
バックカントリーでした方がいい。

効率的だし時間も無駄にならない。

実は効率と時間の節約を求めてリフトを使うのかもしれないけれど・・
適応性に秀でた人の感覚野は
圧雪されたゲレンデに即座に対応してしまう。

現実的な案、折衷案は・・

ゲレンデの中の未圧雪部分、ここかな?

圧雪された超緩斜面で行われるテレマークターンの練習。
普通に見られる光景ながら、
これは無駄。

雪に潜るような場所で、
潜らないようにターンするのが現実的♪


練習方法 またはバリーションエクササイズ

イントラの陥りやすい思考

「この動きを理解していただくためにはこんな練習方法があります」

「じゃ、こんなのもやってみましょうか・・」

と矢継ぎ早に。

ターンを分解し過ぎ。

バリエーションの披露。

講習を受ける立場としてはこれに参ってしまう。

「こうやってて滑ってください!」

迂回せずシンプルだと思うのだけどなぁ、ほんと。


操縦

「不安定からの発想」 佐貫亦男著



オーソドックス

道具の進化や、嗜好性の拡散という流れの中にあって

いったい今、自分がどこに居て

これからどこに落ちをつけるのか

といったようなことを判断するためには、

線であったり、柱、または核のような

絶対基準の存在が望ましい。

基準が定まればそこからの距離が分かる。。

その絶対基準が

オーソドックス

ベーシックじゃない。

インストラクターはオーソドックスを伝えられる人、ということを

この間かっこいいおばちゃんに教わった!


伝える、のではなく、相手の想像力を生むべき余白

「秘すれば花なり 秘せずば花なるべからず」

んーー、日本!!


スキーブーツ

スキーブーツを買うときは、
ふくらはぎにブーツのカフがかからない高さのもの、
または
ふくらはぎをパワーベルトで締めない高さのものを
選ぶとよいと思います。

ふくらはぎを締め付けると
足首が動きにくくなります。

通常
足首が動かないと不便に感じるものですが、
スキーの場合、
それを安定とかサポート力と勘違いしてしまう向きもまたあり。

板に乗っかってるだけのスキーならいざ知らず、
板を動かしていくタイプの方ならば
重要なポイントになるのではないかと思います。


歩くことが基本!

なんてことはUSAのプロのインストラクターは一言も言わず、
ひたすら
前足のカカトが浮かないこと
後ろ足はボシキュウで押さえること

そして一貫とした同時操作

を強調した。

自分はというと、
「歩く動作がベース」
と思っているので派生していく理論が違うわけだけど・・・

違うは違うなりにも
理論や考え方、志向にブレが無く
こざっぱりとしてて好感が持てた。

テレマークスキーの道具でどうしたら滑れるようになるのか?
そこにはどんな要素が必要で、絡み合っているのか?

簡単なA4のシート1枚に簡潔に分類。

こういうのもまたあちら的でマル。

いいな、と思いました。


ヒールフリー

ヒールフリー

だからといってかかとを上げなくてはいけないわけじゃない。

ただフリーというだけのこと。

そんな感じが適かもね。


切り替え

ヒールフリーの道具のいいところ。
自分から一歩前に進めること。
しかもその速度を操れること。

スキーの上手い人といまいちな人。
中緩斜面はなんとかなんだけど、急斜面は渋いという人。
オフピステは難しいという人。
反対にゲレンデのほうが大変という人。

たいがいの原因は一本調子な上下動。
大きくU〜p & Down down down・・・

上下動しなくても前には進める。
というか普通はしない。

切り替え
もしくは
クロスオーバー


楽ちんテレマーク

脚(足)から体重を抜けば、脚(足)は楽ちんになります。
平地ではどう頑張っても2本のうち1本しかフリーに出来ない。
でも斜面なら・・・

そこが楽ちんテレマーク

小回りになってしまう理由でもあります。


圧力

プラスチックブーツを履いて、
かかとが上がっている状況では、
それだけで板を押す圧力が生じている。

ハイカットブーツになればなるほど、
脛の傾きがそのままかかとの上がりへと直結する。
故に圧力がかかりやすい。
そしてその圧力が板をたわませる。

オフピステにおいて。
圧力がかかってたわんだ板は雪に潜る。
圧力がかからずたわまない板は雪の上を走る。
足は2本ある。
そしてその足の上に身体がひとつある。

身体としては
できるだけ2本の足の足元のスキー板は同じスピードで落ちていってほしい。

圧力差を調整するためには
かけるばかりではなく
抜く要素も必要だ。

道具の関係で、
そこのところが年々難しくなっている。

ハイカットブーツとファット板のいたちごっこがそれ。

せっかくファットを履くのであれば
潜らなく出来るブーツのほうが志向にはあっていると思うのだけど・・。

それともブレーキかけていたいからなのかなぁ・・
ハイカット&ファットの組み合わせは、やっぱり。


小回り好き

自分は小回り大好き人間である。
いや、スキーのお話。

なんでそんなにコマ÷(コマワル)のかというと、
小回りのほうが体力的に楽だからに他ならない。

楽ちんテレマーク!

走ってる自転車のハンドルを急に切ると、
身体は外側・・ハイサイド方向に飛ばされる。
遠心力強。

舗装路の坂道、
マウンテンバイクやロードでピュンピュン!ターンしてると、
あぁ〜、なるほどなぁ〜と思う。

ハイスピードで大きなターンをしてる時に
「遠心力〜、コウシンリョク〜!」
と叫んでいても、
それはおそらく相当に複雑な物理の絡まりの世界であって、
まぁ現実は
遠心力でもなんでもなく単なる落下&ブレーキが大方なんだけど、

本当に「遠心力」って話になると、
小回りが幾分体現できる場所なんだと思う。

魔法使いではないけど遠心力使い♪

いずれにしろ弧が描けないと始まらない。


ツェルト

夏山にしてもスキーツアーにしても重宝なのがこのツェルト。
自身、ビーコンやシャベルよりも購買優先順位は先、といつも説明。

ツェルト、遭難対策費用付き傷害保険、水(1.5g以上)
まほ的基本3種のナントカ!?

さてこのツェルト。
まずこれはテントのように立てる(建てる)ものではなく、
被って使うモノです。
底から潜り込んで被り、風(の影響)を防ぐものです。
風ビュービューで冷える時にも、これ一枚で暖かぁ〜な代物です。
なので、
もっと頻繁に使う癖、出し入れする癖をつけてもいいようなものなのですが・・・

これ、最近のものはコンパクトなのでそれがいけない!
ん!?

コンパクトモノの法則。
「収納される袋には簡単に収納されない」

この法則と、そして上記のテント設営という誤解より、
いかに大勢の人が
「ザックの底に入れてはいるのだけど使ったことが無い!」
ことか・・・(涙)

ツェルト、もっと気軽に使いましょう♪
広げたツエルトはしまう時、そのままクシャクシャとザックに押し込んじゃいましょう♪
どうせ帰ってから乾さなくちゃいけないわけですし・・
袋には部屋でじっくり収納しましょうよ♪

これ、よく「ナルホド♪」と現場で言われます。

同様のパターンで、
「自転車、怖くなったら下りればいいんですからね」
というのも「ナルホド〜!」と言われます・・・
余談でした(笑)

えぇー、ツェルト、もっと身近に使いましょう〜


携帯トイレ

山でのおトイレ。
事情は様々なのでいろいろあるとは思うのですが
まず常識的なところから
紙は持ち帰りです。

そしてできれば排泄したものも持ち帰り。
それは大はにつけ小につけ。

植物に対して栄養になるとお思いの方もいらっしゃいましたが、
もし栄養になったらまずい・・・という環境もあるわけです。
特に国立公園に指定されているような環境、
または高山植物の環境がそれ。
栄養が薄いから残っていられる種もあるんです。
富栄養化。

あまり偉そうなことは言えませんが、
とりあえずスキーツアー先がそういった場所であれば考えましょう。

ちなみに栂池自然園はそういった場所です。

3月からロープウェイまで動かしてトイレの準備もない・・
なんというかシーーンとした悲しい現状・・

まぁそういうわけですので、
これから春スキーシーズン、
高いところで滑るわけであります。
ちょっとおトイレの件、考えてもいいかと思います。

まほろばではツアーのお客様に無料配布です。


踏み上げ

子供の頃、学校から帰ると隣りのりんご畑にスキーを担いで出かけた。
来た順にまずは斜面のならし。
スキーを横にして階段登高する、いわゆる踏み上げだ。
ゲレンデを作る。
そして真ん中にジャンプ台!
そう、
ターンの練習なんかしない!
遊びだから♪
やっぱりジャ〜〜〜ンプ!!

ジャンプして上がってジャンプして上がってはの繰り返し。
どんどんスタート地点が上がっていくのも当たり前!

そしてその登りが階段登高(カニ歩き)や逆ハの字なんだけど・・

今からして思うと、
この踏み上げや登りが結構・・・
強いスキー操作の基本になっているような気がするなぁ〜

強いっていうか足裏感覚・・
スキーとブーツの関係・・
車幅みたいなスキー幅・・
雪の安定度不安程度・・

こういう過程無しに滑り落ちるばかりのスキー操作
そして
バックカントリースキーツアー

見てて不安感を覚えるのはここの部分に起因してるのかもしれないなぁ・・

やるかぁ、踏み上げ(笑)


アルペンスキー

外スキーを進める方法をやっと思いつき、
実践したら、
もの凄くズレないターンになってしまった・・。

これぞアルペン!
ってな感じではあるのですが、
しっかりと「やりすぎ」のようなスキー操作になってしまっている、自分・・。

X軸とY軸

構造的にどうしてもX軸にかたよってしまうアルペンスキー。
でもその「ぐぐぐっ!」という強い感じがその面白さ。

一方、
Y軸方向に積極的に動かすことのできるテレマークは、
やはり
自分にとっては楽ちんで、
しかも
必要充分にX軸とY軸の配分を調整でき、面白い。

甲信越予選じっくり見て、
アルペン、もうちょっと楽に、
テレマークに近づけたいと思っています。


足がパンパン!・・という人へ

なぜそんなにも腿がジワァ〜〜!っとしてしまうのか?

答え
体重を足で支えているからです。
しかも曲げて。
しかも長い時間。

だったらどうすんだぁ〜〜!?
と。

答え
足に体重がかからないようにすればよい。
スキーより身体が下(ダウンヒルサイド)にあれば・・・
体重は足にかかりません。

腿ジワァ〜は無くなります。
楽ちんテレマーク♪


同時操作・同時切替え?

ん!?
前に出た足をわざわざ後ろに引いて滑るのが・・テレマーク?
前転推進委員会?

普通に滑ったら足は引かないように思うけど・・・
身体が前足(外足)を越していくのはわかるけど・・

んーーーー
「同時」とか「両足」とか「均等」
って
誰か意図的に流行らせてんのかなぁ??

「平地で同時操作したらいつまでたってもそこから動けないと思うのだが・・」
ってそんなこと言うと、
「スキーは平地ではしないから大丈夫!」

「テレマークはヒールフリーだからスノーシューやクロカンと動かし方は一緒・・・」
と言うと
「スノーシューは滑らないからそれは違う」
とまたキッパリ!

んーーーー、やばいなぁ。


荷重/両足荷重 体重/両足体重

なんか錦の御旗のように、
「スキーは両足荷重!」
ときっぱり言い切る人が最近増えてるような気がするんだけど・・んーー?

まぁそもそも、荷重ってなんだ?
具体的にどこで感じるのが荷重なんだ?
って話もあるが
まぁそれはさておき、
「体重」くらいは共通言語として持っておきたい。「

体重は足裏でその重さを感じる。
だから体重計は「乗る」・・もので。

スキーに乗ってって、
またはスキーで滑ってて、
両足で体重を支えることを「両足荷重」と思っている人・・
案外多いのではなかろうか?
またそれを両足均等にするべく悩んだり・・。

体重は基本的に体の重さだから、
体が上にあって足(スキー)が下に無ければ実感できない。
できれば重力方向真下。

「だからなんだ!?」
というわけでもないが、
とりあえず両足体重を実現しようと思ったら
S字のターンは出来ないなぁ・・・
と思う。

しかも体重を二本の足で支えたら
その二本の足は動かせない。
身体を支える足だから。

そうするとスキーはズレ落ちる。
深雪でどんどん沈んでく。

だからファットが欲しくなる。
ん??
せっかくヒールフリーの道具で滑ってるのになぁ・・・。


さて??

下記に続いてまたお尋ねシリーズ。
土地柄、たくさんのアルペンスキー・・・ん?
(英語圏ではダウンヒルスキーとかノーマルスキーとか言ってた記憶があるが・・)
まぁとにかくアルペンスキーヤーがたくさん居て、
冬はインストラクターや競技者として、
それぞれは皆相当上手なわけで・・
最近テレマークスキーがアルペン系の雑誌やメディアでよく目に触れるようになったんですね、
飲んでる席でも、
「テレマークって、やるとアルペンにもいいみたいっすよね!!」
「ひろさん、どぉっすか!?やろうと思ってんすけど☆△□!!」

「おうっ、やれやれっ!!」
(マァナンデモヤラナイヨリハヤルニコシタコトハナイ)

「でもポール入ったらやっぱりアルペンの方が早いっすよね!!」
「いんや、俺はお前ニャ負けないよっ!登りだろ、んがははは〜(笑)」
(ハァ・・マタコレカ)

テレマークとアルペン。
もし日本のスキー場がスイスやNZのスキー場みたいだったら、
彼らもそんなこと考えずにアルペンやっているだろうし、
テレマークやっているだろし、
メディアもアルペンとテレマークの技術を並べて書くようなことはしないだろーなー

ついタラレバの世界に逃避してしまうこの頃であります。


戦力分析

「テレマークスキーと山スキー、
どっちがいいですか?実際・・山で・・?」

シーズンに何度か尋ねられます。

尋ねてくる方のたいがいはアルペンスキーヤーで、
ご自身もバックカントリースキーに興味があり、
ディアミールでも買おうかなぁ・・・
と思っている人が僕がテレマークなものだからつい・・

さて、よく言われるのが
「テレマークは歩きや登りが楽そう」

まぁ実感としては「面倒がない」とか「普通」な感じ。

ただし歩くのにどっちが速いかと尋ねられれば
平地では山スキー。
ある程度の斜面ではテレマークと答えます
そう、平地・・・たとえば広い林道とかで、
山スキーはその重さを利用し、
支点から上手く振りこむようにして歩けばシールを走らせて進むことが出来ます。
テレマークだと一歩は一歩。
案外山スキーは平地、速くて楽なんです。

では滑り。
これも「どっちがいいですか?」と尋ねられれば
「それぞれですからねぇ〜♪」としか答えられないわけですが・・・

往々にして、
山スキーは滑り降りてくる楽しみを、
テレマークはテレマークターンする楽しみを、
まぁ
謳歌しているように思われます。

傾向として
山スキーはだんだん斜度が上がり、
急峻な場所からスタートしたくなってきます。
まぁそんなわけですから山頂までいってのドロップイン。
滑り降りての感想は、
「ここ滑ったんだなぁ〜!」

一方、テレマークはというと、
どう言ったらよいものか・・斜面がメインというか、
斜面の環境というか条件、例えばパウダーだったり林間だったり・・
で、テレマークターン。
滑り降りて、
「いやぁ〜、面白かったなぁ〜!」

雑駁な言い方になるかもしてませんが、
テレマークはテレマークターン自体が面白いのではないかと思います♪
ターンすることの面白さ、心地よさ、緊張感・・・。
混合でツアーに行って、リアクションやコメントを観察したりしてると本当にそう思います。

ですからまぁ・・・なんといいますか・・
テレマークの場合、
どうしてもバックカントリーでなくともまぁいいのん・・
的なところもあるわけで。

さて先の戦力分析に話は戻りますが、
現在ゲレンデでのアルペンスキーに飽きを感じてBCへ〜
という方で、
どっちがいいの?

というご質問には、
このように分かったような分からない返答をさせていただいております♪

まぁ、スキーが手段である割合、目的である割合、
そこのところの度合いといったところでしょうか?


カービング

夏はニュージーランドでスキー
一度行けば4ヶ月
そんな繰り返しを5年程していた。

NZは南半球なので北半球とは季節が逆となる。
故に各国のナショナルチームがトレーニングや調整のため訪れ、
何週間か滞在していく。
当然滑る場所はスキー場なので、
僕らも彼ら世一流のの滑りを目の当たりにすることが出来た。

モーグルでは帝王エドガー。
スキー場の皆が急にアグレッシブな滑りとなった(笑)。
僕もテレマークでひたすらコブ漬けの毎日。
しまいには股関節を痛め湯治療養する始末。
しかもNZの温泉で。

次はトンバ。
トンバ・ラ・ボンバ!!
皆、早速エッジ角度を85度まで落としたが、
やはり滑ることが出来ず、
トンバは凄いと頷いた。
儲かったのは街のチューンナップ屋さん。

後のモーグル金メダリスト、
ジョニー・モーズリーはNZの常連。
パウダーの翌日は彼の一人舞台。
いきなりリフトの高さまで飛び出し、テン・エアーを決めて彼方へと消えていく。
テン・エアーとは空中で技を10回入れること。
彼はモーグルのキャンプに参加していたが、
本来はエアリアルの選手なのだった。
当然、スキー場の皆も感化され、
そして今度は街の外科医が儲かった。

お次はノルウェーのオーモット、ラッセ・チュース。
どちらもその凄い太腿とどっしり感が印象的。
彼らの休憩中、置かれたブーツを内緒で検証。
そのピクリとも可動しない瀬戸物のような硬さに驚き、
一同、「ウーーーーン」。
早速その晩から街のジムは日本人でいっぱいとなり、
レッグスクワットのマシーンに行列ができるようになった。
皆、問題は太腿だと・・。
当然熱が冷めるまでジムは儲かった。

そして最後のシーズンは世界のAチーム、オーストリア。
注目はもちろんハーミネーターことヘルマン・マイヤー。
まず、さすがに彼らはゲレンデを貸し切ってしまう。
そして貸し切るのみならず、
朝の6時からリフトを稼動させ、
一般人が上がってくる8時には練習を終了させるという手口。
それは別に極秘というわけではなく、
単に斜面が硬くないと危ないという理由より。
「硬くないと危ないぃ〜・・・硬いと危ないんじゃないのん!?」
さて、
幸運なことに我々にもその時間帯のスキーが許可された。
だから我々は世界のAクラス、オーストリアの練習を
生で見ることが出来た。しかも2週間。
邪魔にならなければ滑っても良いとは言われていたが、
とてもじゃないが厳冬期、朝6時の寒さとゲレンデの硬さは半端じゃない!
ダメ♪
さてつい前振りが長くなってしまったが、
そのカチンカチンのバーンを・・・
彼らは事も無げにスゥーーッと滑っている!
見た目、頑張っている風でもなく、
ただ身体を左右に振っているような・・・
で、
横を通り抜けるときは「バリバリバリィィィーーー!!!」。
あの硬い氷のバーンがギッチリと彫り込まれてえぐれてるの!!

繰り返すようだけど、
見た目はただフラフラして楽して滑ってるように見えて・・・
足元は「バリバリバリィィィーーー!!!」。

話はやたら長くなってしまいましたが、表題のカービング。
よくカービングのカーブは曲がるのカーブじゃなくて、
彫るのカーブなんだよ〜、
とは言われますが、
そういった意味では
ヘルマン・マイヤーはよーーく彫ってました!

時期的にカービングスキーが出回る前だっただけに、
後に日本でカービング、カービングと言われだし、
しまいにはテレマークでもカービング出来ます!
なんて・・・昨今。

カービングしやすいカービングスキーはあったとしても、
技術的に
カービング・・・んーー

内容的には
「意図してずらし回す操作」に対しての
「ずれの少ない普通のターン」
がふさわしいような気がします。

まぁ、自分の実力のなかでの話ですが。


映像

撮影者の意図もなく
編集者の意図もなく

滑り手のカメラに対して意図もない

純粋な定点観測のような絵柄でも

それでもぐぐっとくる
滑りの映像って・・・

どこかにないかなぁ


滑り

バックカントリーもの。
パウダーもの。

最近、DVDなどで手軽に、しかも数ある映像をたのしむことが、
まぁ、ようやっとできるようになってきた。

僕が始めた頃の、
参考は写真入の教科書一冊のみ・・
という状況とは随分変った。

と、そんなことを話してたら、
「俺の時はそれが全部英語だったんだから・・苦労したぜ〜!」
とか、
「俺は写真1枚っきりだったよ!」
とかとか・・・先輩氏の苦労笑い話。

故に滑りを思い描き、
個人個人がそこに向けて滑りを創造したのがその時期だった。
静止画の写真、その1枚に向かって。

いやぁ〜、そう考えると今は動画でテレマークを始められる。
シチュエーションもゲレンデだけではなく、
実際にバックカントリーやパウダーを滑っているシーンもあり、
まだ滑れぬ自分ですらその将来の姿を重ねやすくなった。

これはスゴイことである。

だから・・・・

だからなんだというわけでもない・・うん・・。



師匠

スキーインストラクターとしての師匠といえば
やはりニュージーランド(NZ)のジェフ&ロビーナ。
インストラクターになるためのコーチであって試験官でもあるから
本当に事実上の師匠。

ジェフからは、
40度以上ある急斜面を、
軽く安全に降りてこれるのがテレマークスキーであることを教えてもらった。
テレマークスキーのアドバンテージ!
驚いた!!

以来、
テレマークというよりも、
ヒールフリーという観点で考えられるようになった。

さてロビーナからは、
伝えることの難しさ、そして優しさを受け取った。

無言、デモンストレーションだけでするインストラクション。
わざと目をつぶって乗る車の助手席。

すごく単純に、
彼女はは外国人なんだと理解した。
だから僕もすぐさま真似をした。

自分にとって、テレマークの最も最初の段階で彼等に出会えたこと。
今更ながらラッキーだったと感じます。
thanx!!



一枚の写真

「誰か理想とする滑りの・・・そう、師匠みたいな人はいらっしゃるのですか?」

先日尋ねられたばかりなのだけど、
そんな感じのことをいわれてぽんっ!と浮かんでくるのは
決まって
随分昔に見たスキー雑誌の見開きの写真。
それはステンマルクが山の中を滑ってる一コマ。
コメントは海和さん。

海和さん曰く、
「それはもの凄くハードなクラスト斜面だったにも関わらず、
彼(ステンマルク)は静かに
そして恐ろしいほどに速く滑りぬけていった・・・」

「それは上手いなぁ〜という感嘆というよりも、
どちらかというと恐怖にも似た戦慄に近かった。」

後半の文章は写真を見た瞬間の僕の受け取り(笑)。

「神のシュプール」といわしめたステンマルク。

たった一枚の写真のなかで
その圧倒的な静かさと
同時に持ち合わせているなにか透明なようなものを・・

なんと言ったよいのか分からないけど、
達した人の滑りと初めて自覚したのは彼だった。

恐ろしいことに
だから
先の質問の答えは、ステンマルク。

ひゃーーーーー!!!!


ビンディングプレート

自分、結構コレクターだよなぁ。。。
と、
まぁ今更ながらに思ったりするのですが(笑)

つい先日も2005モデルの板。
サイズもセミファットより細く
「おおぉー!さすが!これは今シーズン一番!」
と勝手に盛り上がってしまっていたのですが、
さすがにこの板は乗りやすい板で、汎用性も高いものと思われます。

ただ・・
おそらく・・ではあるんですが・・・どうかなぁー??

ビンディングを付ける部分には通常
なにかしら金属のプレートかメッシュやらが入っているのですが、
これはもちろん強度ののため。
ネジがすっぽ抜けたりしないため。
これが入っているとまぁとりあえずは安心なんです・・・。

自分とこは自分で全てビィンディング付けるものですから
ここのところがよく分かります。

アルペンスキーで有名なメーカーで
そこでテレマークモデルをラインアップしているパターン、ありますが、
確かに滑走面やスキーの性能は良い。
ただ・・
テレマークモデルというと
「軽かろう、柔らかろう」ということなのか
このビンディングプレートを抜いたモデルが
まぁ初期の頃はよくあったように記憶していますが・・
ナント最近のキャップ板はほとんどそうなんですね!

キャップの剛性や素材でカバーする。
まぁビィンディングを直付けする人も居ないから・・・といったことでしょうか?

古い人間なもので、
見えない部分ですが、
やっぱりなにか入っていて欲しいし、入っているの選ぶなぁ〜。


80mm

最近の板、売れ筋はセミファットに集中しているようです。
セミファットとは
位置的に言うところの
ファットスキーと普通の板の中間といったところか・・?
それともファットスキー程太くない
といったところだろうか。
まぁ普通の板といっても
そこのところが最近はセミファットなのだから
後者が近いのかもしれません。

自分の履く板も今シーズンはとうとう足下の幅が80mmになってしまいました。
「・・・・・・・・」
限界かも。

ゲレンデで小技を利かして滑ることの出来る限界。

スキーは太くなればなるほど横方向に捻れやすくなります。
トーション。
角を立ててもスキーが寝てしまいます。

昔・・・といってもつい何年か前までのことですが、
ゲレンデで練習してからバックカントリースキーへ・・・
なんて道筋があったように思うのですが、
これほど足下のサイズが太くなってくると
かえって柔らかな不整地やパウダーといった環境から始めたほうが楽なような気がします。
安全、ということでしょうか。

どうでしょ?
バックカントリーはすごく上手なのに、
ゲレンデに戻ってくると難儀してる方、
暴走してしまっている方
結構よく見かけますよね。

足下の80mm。
通常がゲレンデでなくなっていく境のサイズかなぁ〜、なんて思っています。


両足荷重

たま〜にだけど、
技術を活字で説明しなくてはならない場合がある。
雑誌等への執筆の時。

「両足」は分かる。
で、
「荷重」ってなんだ?

こういうのが一番困る・・(笑)。

英語のメソッドでこの領域をカバーしているところ・・では
「プレッシャーコントロール」。

「プレッシャーをコントロールする」。

それと
「荷重」。

片や押したり引いたり、なんだかうにょうにょ動いている様子なのに対し、
もう一方はピタッと止っているイメージがどうしても自分にはある。

なので両足荷重というと、
足を前後に同じだけ身体から離したテレポジションで立っている・・・
前足後足、外足内足、谷足山足・・・
その人の考え方によって呼び方は違えども、
その片足づつに同じ分量だけ荷重を感じているような・・
まぁ均等荷重とは一言も言っていないのだけど、
そんな感じが、
自分にはある。

体重を2本の足で支えて立っているイメージ。

だから自分的には「荷重」=「体重」。

体重をスキー板にかけるのがもし荷重だとしたならば、
それを実感できるのは
ターン弧のなかでもそれはターン後半、山周り部分、
重い身体が斜面上にあって板が下にある部分・・かな?
だって重力の「重」だもんね。

でもこれじゃ、ターンの前半谷周り部分は両足荷重感じていないことになる。
ターン弧の弧が半円になってしまうじゃないか!
んんーーーー

なんか面倒くさくなってきますね。
困るんですよ・・・だから。

結局だから自分的にどうしているかというと、
滑りは交互荷重ってことで勘弁してもらってます(笑)。

片足は体重を支えて、
もう片一方はプレッシャーをコントロールしている・・・・っていう、
身の回りでいえば階段の上り下り的なイメージなんですよ。

「ヒールフリーですから」
ってことなんですが。


同時操作

足を前後に・・とか、足を入れ替える・・とか。
横から見て真ん中に身体があって、
その前後に片足づつがあって、
次のターンの時には「シュッ!」と入れ替わってテレマークターン。

イメージだと
ジャンプして空中で足の前後を入れ替えて着地・・・に近いかな?
ベンディングとなると
上にジャンプしないかわりにぐっとかがみこんで入れ替えるの・・かな。

これ、滑る斜面上でやるからまだなんとか格好がつきますが、
平地で同じことをした場合、
何時間経ってもその場所から動けません。
移動しないってことです。

んーーー
テレマークはせっかくヒールフリーなんだから、
クロカンやスノーシューのように動き回りたいぞ!


X軸

上下動がX軸であるとしたら、
テレマークはY軸方向に「凄い」スキーなわけで、
でも、
先に上下動ありきでターンしてしまうと、
せっかくヒールフリーなのにズレズレフラフラになってしまう。

「テレマークの基本は歩くことだ」
とはよく言われることなんですが、
歩いてる時ってそんなに上下動してるかなぁ??


プルーク

プルークはアルペンスキーのメソッドのなかにあるもの。
最終的にアルペンでパラレルターンをすることを目的に、
その前段階として開発された技術・・技(ワザ)。
技であるため、その修得にはある程度の時間がかかります
まぁ時間がかかったとしても、
それが将来的にパラレルターンに繋がるのであれば・・と我慢も出来る。
いずれにしろアルペンの話。

さて、テレマークスキー初心者にまずプルークを紹介する例は
結構あるようです。
とりあえずは止れるように!、と紹介されるパターン。
とりあえずは安全に滑走を・・と紹介されるパターン。

くどいようですが、プルークはアルペンのパラレルターンを目的に生まれた技術。
安全滑走や停止をするための技術ではないのです。

安全滑走や停止を目的とするのであれば、
「セーフティーポジション」というものがあります。
これは幼稚園児や小学校低学年の筋肉のまだしっかり太くない、
そんな体格の子供達が楽に荷重してターンをコントロールできる技術です。
ただこのセーフティーポジションから上に派生するターンの段階はありません。
これでおしまい。
滑ることに慣れて、余裕が出てきたらここであらためてプルークへ、
そしてアルペンだったらパラレルへ行くのかな、最近はダイレクトに。

日本はアルペンスキーが爆発的にヒットした国であるにもかかわらず、
案外この「プルーク」と「セーフティー」の違いが明確じゃない。

もしこの部分だけでも明確だったなら・・・
テレマークはもっと普及してたかなぁ〜、と思います。


クロカン

クロスカントリースキー、勝手に略してクロカン、もしくはXC。
テレマークをされる方でクロカンをされたことのない方、結構いらっしゃると思います。
といいうか、ほとんどの方が経験ないのかも知れません。
これが競技となるとさらに少ないでしょうね。

平地を一生懸命走り回るイメージをお持ちの方はそのまま、
クロカンはスキーを滑らせて走ります。
平地ですから黙ったままだと1cmも動かないわけで、
だからスキーに働きかけて動きます。
そしてこの働きかけ方が上手になっていく・・という過程がもちろんあるわけで、
それはそのまま一歩の距離となって現れます。
一歩、または一蹴りで長距離をコンスタントに出せる人が上手な人・・というわけです。
見た目にすぐ分かります♪

さて、このスキーに働きかける運動。
これを練習によって洗練させていくわけですが、
働きかける以前に「防御」にまわっている・・・
という状況がテレマークではよく見かけられます。
滑っていくスキーに対し必死で身体を緊張させ、「ギャァァァー!」
とか
「・・・ォォォオオロオロオロ・・・」とか。
体感的には「耐える」とか「踏ん張る」といったイメージ。
こういった場合、
滑っていくことに対して、これ以上滑っていかないように運動しているようにも見受けられます。

「スキーは上手くなれば楽になる♪」
名言だなぁと思ってましたが、これがもし
「楽に耐えられる、楽に踏ん張れる」
ということだったらどうでしょ?
結局滑ることにたいしての「受身」です。
スキーはリカバリーの積み重ねなんでしょうか?

前述の「滑らせる能動的な働きかけ」。
クロカンからテレマーク始めると、将来楽です♪

いかがです?クロカン?


プラスチックブーツ

話しだすと理由はいろいろあると思うのですが、
テレ的に万能にして最もバランスの良いモデルは、
スカルパのラインナップでいうところのT3だと思います。

長いことテレマークを見てきてますが、
通常の仕様でT1の恩恵にあずかっている人はなかなか見ません。

まったくもっておせっかいな意見とは思いますが、
「上位機種=良い」という選択ではなく、
はたして
「歩きがメインだから・・」等の用途別・・ということでもなく(!)、
まずは身長や筋力でブーツを考えてみてはいかがでしょうか?

目安として僕でT3メイン〜T2といった感じ。


革ブーツ

最近の革ブーツ、往時に比べ随分とラインナップが減りましたね。
まぁしかたの無いことかもしれませんが、
革で始めた世代にはちょっと寂しい感じもするわけで・・

さて、プラスチックブーツと比べて革は購入時から曲がる部分
そこにクセ・・曲がりクセがついてません。
指の付け根のところ、プラでいうジャバラ部分のところです。
ですから買ってすぐゲレンデにいらしてテレマークターンが出来ない〜!!
というのはその訳です。
足首だけ曲がってカカトが上がらないとかそんな具合。

曲がりクセを綺麗につける方法はコレ。
普段道路の上をテレマークブーツで歩きます。
買い物とか・・・とか・・・とか・・とにかく歩いて馴らします。
それからスキーを付けて雪の上に立つとよいですね♪

ただしこんなアドバイスはもう必要なくなるのかな?
しっかりと滑走に耐える程の硬い、買ったばかりはガチガチで・・
そんな革ブーツはもう今の時点で少ないのでしょうね。
買ったときから柔らかいふにゃふにゃ・・
そういった路線での需要になるのかなぁ、これからは?

ガチガチの革ブーツ、見かけたら買いましょう(笑)!
密かに馴らしてデビューの日を待つ・・大人の趣味ってもんですなぁ〜、ん??


殿中でござる〜!!

御馴染みの松の廊下・・ん??
この前登山していた時、ちょうど凄い雨にあたってしまった。
みるみるうちに登山道は川のようになり、
ちょっと長めの合羽のズボンの裾を引き上げながら歩いた。
前腿の部分をちょっとつまんで引き上げる感じ。
こうしていると両手が使えない。
瞬間に「これって殿中でござる〜、じゃん!!」、とひらめいた。
殿中モードは実際にするとピッチ走法のようになる。
上下動が抑えられ、ひたすら前に行こうとする向きが強い。
足をサササッと動かすのだ。

サササッと足を入れ替えることが出きれば
凄い小回りが出きるようになる!
「ヨイッショ!」と上下動を入れていては追いつかない。

一躍有名になった古武術「ナンバ走り」。
よく「同じ手と足を出す」なんて言われるが、
まぁそうも書いてあるけど、実のところは「殿中」ではないかと・・
勝手に思ってしまっているのだ・・ホホホ。
テレマークの小回りは殿中ぅぅぅぅ〜!
(ウォン・チュゥゥゥゥ〜♪じゃないよ・・・がくっ)


空間!?

プラスチックブーツを履いて背伸びをしてみて下さい。
ブーツの中敷の指の下あたりを押してる感じ・・ありますよね♪

今度はブーツの脛あてに脛を押し付ける動作、
足首を曲げる動作、してみてください。
ブーツの中で指・ボシキュウ・・・浮いてませんか?

足と中敷の間に空間をつくりながらも、
ググッと力をこめてブーツを押してしゃがんでる方、
空間だけは押せません。

押せないスキーは横ズレします。


回旋動作→クロスオーバー

もうなんだかひどく懐かしくなってしまったこの言葉。
ピビティングとかピボット動作とか言い、
NZから帰ってきた初年度、
「前後差→ひねる(ダイアゴナル)→ピビティング〜」
がテレマークの基本だった・・・もう10年前?

これ、足を中心にスキーを回す動作です。

サイドカーブスキー&プラブーツの組み合わせになってもう何年経つのかなぁ?
「傾けてたわませてカービングー・・」
これ一辺倒で頑張ってる人、結構見かけます。
雪質の良い時、ハードバーンなんかでは「まぁ、あれもまたスキー」
なんて見てられますが、
雪がザクザクになってくるこの時期、
危なっかしくて見てられないどころか、危険で困ります、ハイ!!

古来より「木の葉落とし」という技術があります。

いちいちスピードを出さなくともクロスオーバーできる技術、
そこより入れます。


スキーの上を歩く!

やっと春スキーシーズンらしくなり、細いステップ板を奥から出して履いてみたりする。
やはりその軽快さ、てくてく歩ける気楽さもまた、春らしい♪
さてこの「歩く」と言う行為、普段は酔っぱらっても歩ける人が、
どうしたわけだかスキーを履くとこれが上手く歩けない。

教程各種、歩くことはテレマークの基本である云々・・

僕の経験より、
「大人はスキーで雪の上を歩こうとする、
子供はブーツで板の上を歩いちゃう♪」

ここのところが実は数時間でテレマークをマスターしてしまうか、
十何年かけるかの分岐点であることを・・・、

クロカン土壌、プライベートレッスン土壌、キッズレッスン土壌の薄い日本にあっては、
なかなか渋いなぁ〜。



テレマークスキーは不安定・・・か?

テレマークスキーを「不安定だ」と思って滑っている人
一方、
テレマークスキーを「いろんな動きが出来る」と思って滑っている人

どう思おうと個人の勝手ではあるのだけれど、
ただ
インストラクターに限っては後者であって・・・欲しいなぁ(希望)♪


MTBのサスとコブ

まずは用語説明からか・・
MTBとはマウンテンバイクのことで、オフロードを走れる自転車。
サスとはサスペンションのことで、MTBの前や後ろに付いていて、
地面の凸凹からくるショックを吸収し、やわらげてくれる。
コブとはスキー場やバックカントリーで出会う斜面上の凸凹。

さて、最近すっかりとMTBにはまってしまってまして、
この前レースにも出てしまい(ハハ!)、
一生懸命全開で凸凹の道を下っている時のこと、
ふっと前のサスの動きが目にはいり・・。

どんな動きかというと、
「ドンッ」と障害物に当たって当然サスは衝撃の分だけ沈みます。
さて、その後です!
サスはその障害物を越えたとたん、もの凄い速さで元の長さに戻ります!
そしてまた次の障害に備えます。

そういうことなんです!
サスは沈んだ後、速攻で元に戻るんです!(←当たり前か)
でもここがポイント♪

スキーでコブ斜面を滑る時、
「コブ = 吸収」とばかりに1コブごとしっかり吸収だけをし、
どんどん小さくなっていく人がいますが、
これでは戻らないサスを使っているのと同じ。
いつかは「ガツンッ!前〜転〜!」となるわけです。

コブを吸収した後、すかさずサスを戻す。
コブに当たる前にはサスのストロークを最長にしておく。
この作業がポイントですね!

そうそう、身体でのサスはどこかということですが、
ストロークが一番長いのは全身です!
膝とか股関節とかケチくさいことは言わず、
ドーンと全身の大きな関節・筋肉を使ってサスペンションしましょう!

さて、自転車の師匠がこのサイトを見たら、
「自転車のサスは2番目。まずは手足のサスを使うことが基本です!!」
なんて言われそうですが・・
まあ、とりあえず例にあげてみました・・ハハ(笑)♪


ビデオ・・

恥ずかしながらまたテレマークのビデオに出演した・・。
恥の上塗りと思いながらも、依頼されたコブや小回りのセクションを引き受けた。

「・・・・・・・・・・・」

まあそんないきさつもあり、せめてこのページに行き当たってしまった方には
なんというかほそぼそとその辺を補足していこうと思っているのです・・ふぅー!


プラスチックブーツの高さと硬さ

僕はスカルパのT3というブーツを良く履いています。サイズは7。
スカルパでは他にT1・T1レース・T2・T4がプラスチックのラインナップとして
出されていること、皆さんご存知のことと思います。
さて、表題の「高さ」ですが、これはブーツの背の高さのことです。
実は値段の高さもこの背の高さに比例しています。
「硬さ」とはブーツ全体、又はジャバラ部分の柔らかい硬いのことを指します。
さてさてブーツを買いにお店に行って、
T1レースとT2が同じ値段であったらあなたはどちらを選びますか?
「・・・・・・・・・」
ここで選択する際、是非考慮に入れていただきたい用件を2つ、書いときます。

★ふくらはぎを締め付けると足首の曲げ伸ばしがしにくくなる。
→身長の低い人がT1を履くと完全にふくらはぎを覆う
→ヒラメ筋等が上下しづらくなるので足首が固定される
→足首を固定して(前傾させて)歩いてみると具合が分かるが、筋肉への負担増。
★ブーツの硬さは同モデルでもサイズによって異なる。
→サイズは変わっても素材(プラスチック)の肉厚は一緒
→小さいサイズは硬く、大きいサイズは柔らかくなる。

道具の選択はいろんな角度からその人の好みが反映されます。
それは色であったり、価格であったり、「・・・用」というキャッチコピーであったり・・。

今回はイントラという立場から、
「この人、ブーツを替えたらもっと上手くなるし快適になるのになぁ〜!」
と思いながらも、
気にいっているようだし、買ったばかりだし・・
と、
実際なかなかアドバイスしづらいお話でした(^ε^)。


2002年10月8日


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