右脳俳句パソコン句会 7月例会(2)







        


  



026: 井村屋のクリームチーズのアイスかな のそう


-こんなストレートな句に惹かれるのは連日の猛暑のせいかも。 /馨

027: 余生にも旬の時あり雲の峰 茉胡


*季語がやや素直過ぎる気がしますが。諧謔がもっとあっても良いですね。 /たかほ *私も頑張ります /つね子 *「雲の峰」の高揚に、読み手の気分も高揚します。 /春甫 *たしかに!季語も効いてます。 /智子 *何事も始めた時が旬の時。雲の峰が前途洋洋を暗示しています。 /舞九 *現代の余生はかなり長いので元気旺盛な期間もあります季語にその元気さが 表れています /優 *筆者も90歳余実感です /桃流 -余生だけではなく、今までにも旬の時があったのでしょう。雲の峰がそれを 表わしていると思いました。 /都

028: 明易の庭の木小さき花こぼす 龍夜



029: ひつじぐさ太陽ひとつ揺れやまず 靖子


*なるほど太陽をも動かせる人の想像力,感性。 /日常 *ひつじ草が咲いている水面に太陽が映っている。何かが漣を作っていること を「揺れやまず」で表現して、これが具体的にくっきりと景色を見せて、いい ですね。 /都

030: ガウディが真つ直ぐ壁に風鈴鳴る 由人


*サグラダファミリアの塔の伸びている写真でも貼ってあるのでしょうか。「 壁に風鈴が鳴る」というのは変かなとも思ったのですが、壁に風鈴の音が届く ということなのですね。 /龍夜

031: 花さびた手折る十有余年の忌 龍夜


-季語は「花さびた」。夭折者でしょうか。これも逆縁など事実としては深刻 ですが俳句としては弱いと思いました。まあ私の個人的な感覚です。 /のそう

032: 鐘涼し城を見下ろす自刃の跡 智子


-どこのお城でしょう。母の里が会津ですが自刃の跡が鶴ヶ城を見下ろすかし らべてみましょう /つね子 *鐘涼し。まさに「がーん」という寒気もありですね。 /日常 *こんな所は幾つかあるのだろう。鐘は自刃した人への鎮魂だろう。 /せいち

033: 落ち梅を拾う人なし古空き家 桃流


*元の住人はどんな人だったのでしょう。 /文雄 -侘しい情景です。 /枯露柿 -九州の水害にあった村も、こうなるんだろうなあ・・・。口惜しいなあ! /春甫 *梅を漬ける人が少なくなってしまったので、寂しい又過疎化してきているし /百桃 *人が住まなくなるとはこういうことか。 /馨 -今は空家が多くなって、こんな景色もよく見られますね。さびしいですね。 /都

034: 夏富士を逆さにジェットコースター 舞九


*句またがりが上手く効いていますね。 /たかほ *富士急ランドのジェットコースターはこうなんでしょうね、孫が行ってきて 興奮して話していました。 /枯露柿 *お孫さんと富士急ハイランドですね。真前の黒い富士はでかい。 /由人 *ジェットコースターが裏返った時だろうか、恐怖の中に涼感がある。 /せいち *ジェットコースターのスピードそのままを描かれたように感じました。季語 の夏富士がいいですね。富士急ハイランドというのもすぐに分かって良かった です。 /都

035: 梅花藻を嬲り疏水の下りゆく 春甫


*白い花が疎水に流されまいとする様子がよく表れていると思います。 /文雄

036: 夏草ややはり居つかぬ移住民 日常


*草も伸び放題、寂しい光景がうまく表現されています。 /文雄 *季語から田舎に移住したと見られる。都会から移るとその地域の風習に馴染 みきれない場合があります /優

037: アイスクリーム一匙ごとの記憶かな 都


*一匙ごとに記憶を取り出す?今の思いを新しく記憶に入れる?アイスクリー ムの嗜み方、味わう様子も浮かびます。 /葦 *色んな記憶が蘇ってくる。「B面の夏休み」なんかもあるのかも知れない。 /せいち -いっぱいの「記憶」が、次々と蘇り、ちと忙しないかな・・・。 /春甫 *よみがえってくるものがあるのだろう。例えば今年の猛暑とか。 /馨

038: 木の香土の匂や梅雨湿り 優


-字足らず・・?それとも3段切れ?木の香に土のにほひや・・としたほうがわ かりやすいと思います。 /智子 *季語は「梅雨湿り」。木に対する感受性。感覚全てで梅雨湿りを観取した。 /のそう *7月ならではの季節の匂い /百桃 *時節はその通りですが今回の九州災害には心痛みますね /桃流 -湿気が多いと、もののにおいに敏感になる感じがいたします。木の香りも、 土の匂いも、普段は気付かないのに・・・です。 /都

039: 藤棚の狭間の中の暮色かな 六合



040: 湧き水へ小銭投げ込む芒種かな たかほ


-今年の豊作を祈って /つね子

041: 大津絵の扇子をかざす夕日かな 靖子


*寒念仏よりも藤娘の絵の方が状況に合いそうです。 /龍夜

042: 筍の掘りたるあたりはや暮るる 六合


-この季節の暮れは遅い筈。 /日常 -感覚的な暗さを感じますね。。 /智子 *孟宗竹の鬱蒼として陽をさえぎっている竹藪は日暮れも早いことでしょう。 今夜の夕餉の膳は筍尽くしかもしれません。 /舞九

043: 白南風や父帰る日の母映ゆる 春生


-子供の頃、母と近くの駅に、軍隊姿の父を迎えに行った記憶が・・・。勝手 な思い込みでスミマセン。 /春甫 *単身赴任の父の帰りを待つ母の晴れ晴れした顔を白南風としたのは見事です /優 *うれしさがにじみ出ています。 /茉胡

044: あんみつや敵を背中に花しょうぶ 紅香


-判るようで判らない。 /日常 -敵というのが見えてきませんでした。他の方の鑑賞に期待します。 /都

045: 開票の果てし東京青嵐 舞九


-東京都知事選、まさに青嵐でした。都政がうまくいくよう祈るのみです /つね子 *東京の青嵐本当に驚きました。 /百桃 *都議会選挙による変化の激しさまさに青嵐です /優 *小池派の勝利或る程度予想どおりですが豊洲問題など難問が予想されます /桃流 -四年毎のお祭りも終わりました…小池旋風。 /馨

046: 青梅雨へ大きく傾ぐ列車かな たかほ


*真直ぐ来るはずの列車が梅雨のさ中傾いでやって来る景は面白い。 /由人 *田舎の列車でしょうか・・ /智子 *列車が傾ぎながら大きなカーブを回ろうとしています。列車の窓からは前の 車両と梅雨にしっとり濡れた青葉しか見えず、まるで緑色の雲の中を滑走して いるようです。躍動感と同時に、旅にある作者の高揚した心情が伝わって来る ようです。 /舞九 *列車がカーブに差し掛かったときの状況なのでしょう。荒々しい気分が伝わ ってきます。 /龍夜 -一瞬「おうめあめ」と読んでしまった。いかんいかん。 /馨

047: 入梅の朝の血圧二度測る 春甫


*季語は「入梅」。二度測り確実を期す。医学データと入梅。 /のそう -矢張り気温差とか天気が左右しますので /優 -一読して、思わず我が母を思い出しました。自分が納得するまで測っていた ものです。二度、三度と測るのではありませんか。「入梅の朝」と限定したと ころが良かったです。 /都

048: フクシマの墓所に青田の匂ひかな 都


-田植えが出来るようになったとこところもあるようですね。 /文雄 *福島の農産物、まだ風評被害があるようです、青田の中の墓参り、地元の皆 さんを応援したくなります。 /枯露柿 *関東東北大震災から6年4か月福島のご苦労は大変でしたね。青田の匂いか なに感慨をあらたにしました /つね子 -6年が経ったのですねえ。青田が戻ったのが何よりです。 /春甫 *原発事故から5年、やっ復興の兆しの「青田」の風景が戻ってきた感動が出 ています。素晴らしい句と思います。 /春生 *フクシマは福島ではない。汚染によって避難を余儀なくされた土地の話だ。 そんなところでも出荷できるかどうかわからない稲を育てているということだ と思います。 /龍夜

049: 掛け声に放り投げたる早苗束 智子


*今こうした光景は少ないようですね。 /たかほ -賑やかな田植えの様子ですね。昔を思い出しました。 /文雄 *家じゅうでする田植えの光景が見えるようです。田植機ではないのですね。 /枯露柿 *田植えの光景が目にみえます /つね子 *最近は、ビルの間の人工田で、小学生が田植えを経験してます。 /春甫 *田植の溌溂とした様子が描けています。元気が出る句です。 /春生 *田植え機の出現で、こんなのんびりした風景もすでに過去のものになってし まいました。 /舞九 *息の合った連係プレー /茉胡 -今まさに、放り投げている早苗束が見えてきました。勢いがそのまま表現さ れていると思います。 /都

050: 七夕竹用意出来たと祖父の声 百桃


*近くの竹藪から切ってこられたのだろう。孫孝行だろうか。 /せいち *ほほえましい景。きっとおじいちゃんと孫で願い事書くのでしょう。 /智子



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