右脳俳句パソコン句会 7月例会(1)






  (富 士 山)

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ж 2017年  7月   句 会      ж
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001: 雨くぐり蝶の舞ひくる四葩かな 春甫


-雨をくぐって紫陽花に蝶が舞うんですか?、私は見たことがないのですが。 /枯露柿 -四葩:アジサイの異名。[季]夏 /日常 -(蝶)と(四葩=紫陽花)春と夏の季重ねの為座後の「かな」が、可哀想な 気が・・・「雨よけて四阿にゆらりの揚羽かな」 /六合 *季語は「四葩」。紫陽花にやって来た蝶。舞って居る。 /のそう

002: 水無月の緑の陰に待つ車 優



003: 冷やしのやラーメンうまいがでたお昼 紅香



004: あぢさゐの雨の子つひに滑りだす 龍夜


*雨と紫陽花との取り合わせ。よくある手法でしょうが、中7下5の展開が抜群 です!「つひに」が嬉しいですね。 /春甫 -中七の「雨の子」は雨粒のひとつということで、雨の子が滑り台を滑ってい るようなたとえですね。コロボックルの世界を思いました。 /都

005: クーラーを今日は付けないカップ麺 のそう


*突飛なことは詩になる。あえて言えば一日節約の日か?詮索せずこのまま楽 しみました。 /せいち -熱中症にご用心。 /馨

006: 候補者のしたたる汗とがなり声 馨


-先日の都議会選挙ですね。選挙はいつもこうですね。 /都

007: 成田屋の悲運を思う梅雨の宵 桃流


*歌舞伎俳優、市川海老蔵さんと妻小林真央さんすばらしい夫婦関係でした由 4歳の息子さんの初舞台をテレビで見て涙しました。ご冥福を祈ります /つね子 -季語は「梅雨の宵」。小林麻央さんでしょうか。深刻な事実ですが、俳句と しては少し弱いと思いました。まあ私の個人的な感覚です。 /のそう *一般人の我々でも薄命な美貌に悲しむ。ましてや当事者なら。 /馨

008: 夏座敷舞妓の肌の透き通り 憫風


*これこそ久保田万太郎調でしょうか。 /たかほ *鴨川の納涼床に舞妓さんを呼んで…羨ましい、私はこう言う経験はありませ ん、残念! /枯露柿 -はなやかな夏座敷が見えてきます。 /智子 *ちょっとしたお大尽気分ですね。 /龍夜 *若いということは良きことです。 /茉胡 *昔京都見物したをりの記憶そのものです /桃流

009: 撒水に大蟻まろぶ葉三段 葦


-「まろぶ」まろぶ【転ぶ】とは。意味や解説、類語。[動バ五(四)]1ころ がる。「犬のように―・びながら」〈有島・クララの出家〉2ひっくりかえる。 倒れる。ころぶ。「地響して横様に―・びしが」〈紅葉・金色夜叉〉 /日常

010: 昼寝覚め今朝の短慮はいづこへか つね子


*昼寝は老人の性格も変えてくれます。良かったですね。(私の経験です) /春甫 *あるある。。短気だけど根に持たないタイプですよね・・ /智子

011: 天の川溢るる夜を妻とをり 春生


*これは森澄雄調でしょうか。 /たかほ -夜空を見上げる2人が目に浮かびます。 /文雄 *お幸せなご夫婦の姿、私も幸せをわけていただきました /つね子 *しみじみとよい句です。織姫と彦星にあやかってこちらもです。 /由人 *「あふるる」は文語表現。ルルが涼しげ。「をり」もいい。 /日常 -そんな時間を大切にしてください。ホッとしますね! /春甫 *羨ましい。 /馨

012: 蚊柱に歩幅広げて土手の道 枯露柿


*散歩に出たのに速足で・・それも運動になりますね。 /文雄 *季語は「蚊柱」。ちょっとでも早く過ぎ去ろうとする感じがユーモラスでし た。 /のそう *折角の散歩のペースが乱れてしまったようです。 /舞九 *蚊柱そのものが最近見られなくなりましたね /桃流

013: 日めくりやあの日捲りぬ夏木立 文雄


-「日めくりやあの日あの時夏木立」 /六合

014: 神苑の順路に添うて蟻の列 茉胡


*日本の風土とはそういうものなんですね。蟻もよく知っている。 /由人

015: 夕焼雲やコロッケのハトロン紙 智子


-コロッケは、いまだに庶民的な懐かしい食べ物のままだ。 /日常 *中学生か高校生の頃、下校時にコロッケで小腹を満たした思い出でしょうか。 何となく郷愁を感じさせます。 /舞九

016: 坂道を狭め行きしか七変化 文雄


-「狭め行きしか」に違和感。 /日常 -紫陽花の花の重さも一緒に溢れている様子が見えてきます。 /都

017: 紫陽花の道ステッキがゆるり行く 葦


*「紫陽花にステッキゆるりゆるりかな」沈黙の「かな」を使い座後の動詞の 省略気ままな散歩の姿が見えるようだ /六合 *良い時間ですね。「ゆるり」がステッキに託した気持をうまく言えてると思 います。 /春甫 *季語は「紫陽花」。「ゆるり行く」の着地点が決まって居ると思いました。 /のそう *杖ではなくステッキというとかくもスマートに映る。ゆるりがいい。 /馨 -ご老人が、ステッキをついて凛として歩いている様がみえてきます。紫陽花 の花が「ゆるり行く」を支えていますね。 /都

018: 稽古日を違えて戻る半夏生 つね子


*うっかり、よくあることです。 /文雄 *なぜ違えたのだろう。半夏生の不思議な白に心が惹かれていた。 /由人 *有りますありますこんな事。半夏生の取り合わせ見事。 /葦 -「半夏生」が効きますね。字面が、なんだか特別な想いを伝えてるようにも ・・・。 /春甫 *よくあること。付いてない日もあります。 /茉胡

019: 糸蜻蛉本音を言へば捕らはるる 由人


*文語表現の「捕らはるる」のルルが涼しげでいい。 /日常 -一体なんだろう?糸蜻蛉はただの季語だけか?解からないので謎解きの面白 味はある。他に取っておられる方の解釈が楽しみだ。 /せいち

020: ゆっくりと回す首元夏つどい 紅香


*なんとなく判る気がする。 /日常

021: 白靴の靴紐赤に替へてみる 春生


*夏の高揚か、それとも何か?足元の若さばっちりに。 /葦 *元気に夏を生きるのに何でもないことをするのも良いだろう。「白靴」に「 靴紐」と靴が重なるので、「紐を深紅に」と変えてもいいかも。 /せいち *すごく納得させられます。目のつけどころが素晴らしいと!拍手です! /春甫 *どうってことないけど、そんな気持ちになることもあるでしょう。「白靴」 が季語なのかな。 /龍夜 -白に赤が映えて・・・おしゃれ心ですね。 /都

022: 水を打つ駅員さんで駅長さん せいち


-JRもすっかり人員が減って駅員は何でもしなければならない、一人駅長さ んご苦労様と言いたい。 /枯露柿 *田舎の風景が一人の駅員さんにより見えた /六合 -アハハハ・・・。良いですねえ。一両だけのワンマンカー。あれっ?乗客は ・・・。でも、ちょっと寂しいなあ! /春甫 *兼任しているのですから、きっと駅員は一人でしょう。。田舎の駅の綺麗に 掃除された駅でしょう。 /智子 *季語は「水を打つ」。一人しかいないのか、基本に忠実な駅長さんなのか。 結構ユーモラスでした。 /のそう *無人駅が多いので駅守る「駅員さんで駅長さん」がいてくれるとホットする /百桃

023: 風鈴や風が元気を運び来る つね子


-句そのものに元気がある。風の重なりは瑕か。 /馨 -風鈴の軟な感じとは違って、こんなイメージもいいですね。 /都

024: 杏食ぶ夕日まるごと食ふごとく 都


*豪快な句ですね。杏を食べてついでに夕日までまるごとはすごい。 /由人 *夕日まるごとが上手い。杏の食べ方即格闘でもあります。 /葦 *「夕日まるごと食ふごとく」という表現に杏の色合いが出ています。見事で す。 /春生 *「夕日まるごと食ふ」に惹かれる。 /馨

025: 祖父のあと茅の輪をくぐる男の子 憫風


*祖父に連れられて神社に来て作法通りに茅の輪をくぐる、子供は何の意味か 分からないけれど微笑ましい光景です、最近は茅の輪をくぐる作法を知らない 人が多いようですが。 /枯露柿 -茅の輪を教えるのも祖父の役目ですね。 /都




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