右脳俳句パソコン句会 1月例会(3)










050: 影のびて一陽来復猫の耳 葦


*冬至と猫の取合せは離れすぎのようですが寒さが苦手な猫がこの日のくるの を喜んでいる様だという句と思いました /優

051: 初春と筆はしらせる小学生 馨


-書初めといわずに「初春」と書いている様子を詠っている。これも面白いで すね。書き初めの様子を詠いながら、「書初め」と使わずに句を作る。小学生 たちが体育館などで一斉に「初春」と書いている様子が目に浮かびました。 /都

052: 初詰碁人工知能頭越し 由人


*現実は、厳しい。将棋では10年前から小生は勝てなくなった。ソフトとPCを 新しくしたら手も足も出なくなった。現在は角落ちで相手をしていただくか、 別のソフトの助力を得て深遠な手筋をご教示頂いている状況である。 /日常

053: 新年や神社へ行かぬ不義理かな のそう



054: 冬麗やお大事の声背に受けて 優


*お互いに御身大切に。 /せいち -イヤハヤ・・・ありがたいやら、ムニャムニャ・・・。 /春甫

055: 指立てて児がまず破る障子貼り 枯露柿


*破る快感、絶対に怒られない安心感、至福に在る児のいっ時。 /葦

056: 免許証返して家路日脚伸ぶ 舞九


-寂しいようなほっとするような気持ちが季語から読み取れます。 /智子 *どこへ行くのも車という生活を止めてみて自然の移ろいが実感できるという ことでしょうね /文男 -「日脚伸ぶ免許証返す家路かな」 /六合 *運転しないことが自分のため,他人のためです。健康のためにも歩きましょ う。 /茉胡 *これまでの色んな思い出が、それこそ走馬灯のように頭を過るのでしょうか ・・・。それともスカッと新しい生活に気分を切り替えできたのでしょうか。 高齢者が問題になってますが、住む環境によって色々ですね。 /春甫 *こころの安らぎが日脚伸ぶで表現されている。 /禄壽 *ほっとなさったでしょうが不便でしょう、日脚伸ぶの季語がのんびりしてい ていいですけれど /つね子 *無事故無違反で免許証返すことできて安堵の気持ち /百桃 *昨年から高齢者の運転免許証の返納を呼び掛けているニュースばかりが目立 ちました。事故が頻回に起きたので、仕方がないと思いますが、返納するに当 たっては、ご本人の気持ちが第一でしょうね。「日脚伸ぶ」の季語がとても効 いていると思いました。返納した帰り道をゆったりと歩いている様子が見えて きました。心も晴れやかに。 /都

057: 実南天出迎えられて杣の家 百桃


-下五と上五を入れ替えると・・・「杣の家実南天にて迎えられ」 /六合

058: 大掃除家族3人窓カーテン 紅香



059: 一駅を歩いて帰る寒昴 つね子


*飲みすぎたのか、ダイエットなのか、ともかく歩きたくなって一駅を歩いて しまった。空には寒昴が輝いている。実は私は昨年秋に鳥羽へ行って望遠鏡で 昴を見ました。私の裸眼では到底みられない昴の星々ですが、望遠鏡ではびっ くりするほど素晴らしい星々を見ることができました。どこかの車のマークの 如くしっかりみえて感激しました。 /靖子 *寒いことが一層この緊張と感激を大きくします。 /葦 *街中では見えない星も、郊外の駅におりると見えることでしょう。 /舞九 *健康志向の句ですね /優 *寒いけれど、冬の星空の下の帰宅も又楽しい。「一駅を歩いて」が良いです ね。 /春生 *よくわかります。 /龍夜 *帰宅の際一駅手前で降り夜道をあるけば寒夜スバル星を見ることがある /桃流 -寒昴とあるので、夜道ですね。あまりにも星が澄んでいるので、一駅を歩い てしまった。寒さなんて感じなかったでしょう。気持ちが若いですね。 /都

060: 買物はネットで済ます年の暮 茉胡


*時代ですね。新年のそれこそお節でも、全部ネットで注文できる時代です。 /由人 *なんでもネットで買うことができる世相をよくとらえています。 /舞九

061: 病棟のそれぞれにある聖樹かな 智子


*ナースさんたちの心遣いがありがたい。「それぞれにある」がうまい。 /春生 *入院患者の気分を明るくするために、病院ではいろいろとイベントを企画し ます。クリスマスツリーも飾ったことでしょう。それがいくつかの病棟のある 病院で、病棟ごとにツリーを飾ってあるというのですね。関係者の優しさが伝 わってきます。 /龍夜 -病棟ごとにクリスマスツリーが飾ってあるからそれで?何か一つ言い足りな いように感じます。 /枯露柿 -身近な人が入院しているので、身につまされました。外科病棟、内科病棟、 緩和ケアなどと病棟別に聖樹がある。病院とはいえ、クリスマスを感じて病と 闘ってほしい気持ちも伝わります。 /都

062: 門松の場所が分からぬもどかしさ のそう


-「場所が分からぬ」という経験はない。「場所が決まらぬ」ことは、諸事情 によって起こりうると想われる。 /日常 -詠んだ意味が良く伝わらないように思います /枯露柿

063: 聖夜でも味噌汁刺身なま卵 枯露柿


*日本的クリスマスがすっぱっとよく出ている心温まる佳句か? /六合

064: 質実剛健とあり初空の中学校 靖子



065: ポケットに温くもる芹を摘みし指 龍夜



066: かにかくに婚六十年(むそとし)の暮れにけり 禄壽


-無季の俳句か?しかし人生の一環が見えて来る /六合 -無事二人で終わった1年にほっとしている感じでうらやましいです。 /智子 -ダイヤモンド婚というのですかね。山あり、谷ありの結婚生活、とにかく無 事で、ここまで一緒にやってきたなあという感慨が感じられますね。こちらは、 あと20数年はある? /文男 *「かにかくに」が良いですね。大拍手です。 /春甫 *「かにかくに」60年をともにした夫婦愛がにじみ出ている。70年、80 年にもこのような句を作ってください。 /春生 *手を取りあって何とか過ぎ去って見れば六十年幸せですね /百桃 -金婚式は50年。それよりも十年も長いのですね。おめでとうございます、と お祝い申し上げます。ご夫婦お二人で今年も暮れた安堵感と平穏な日々のご様 子が伝わります。 /都

067: 雑煮食ふ懐かしすぎるプレスリー 由人


-プレスリー聞きゐて雑煮戴きぬ /六合 -よく分かりません。他の人の評を見たいです /優 -雑煮にいきなりプレスリー、一体何だか分らないが、雑煮も結構古くなって 来ているのかもしれない。 /せいち

068: 初日の出見終へて西へ戻りけり のそう



069: おほかたはまあ息災に去年今年 文男


*よかったよかった、ほっとする暖かな幸せが伝わりました。 /葦 -ご自身が去年もまあ息災に過ごしてきたなあと言う感想でしょうか?それと も受け取った年賀状を見て皆さん息災の様だという感想でしょうか?もう少し 言葉を明確にした方が…と感じました /枯露柿

070: 初鴉犬が気にして小休止 熊谷邦雄


*今朝は特別、追いかけたりしないでおこう。違いの分かる犬。 /葦 *犬の散歩に出るのは毎日のことだと思います。元日にもいつも通りに散歩さ れるのでしょう。鴉と出会った様子が、活き活きと描かれて、面白いです。鴉 を見た「犬が気にして」に人間らしい犬の様子が見えてきました。 /都

071: なほ歩くいつものコースにある淑気 龍夜


-今年も歩け、歩けでいつまでも元気に暮らしましょう。私も毎日8000歩 を目標に歩いています /つね子

072: 快音の水洗トイレ明けの春 禄壽


*思わず笑ってしまいました。でもその音、体調も良いのですね。良かった! /春甫 *ノロウィルスも関係ないトイレの様子でいいです /百桃 *作者は年末新居へ移られたのであろうすべてが快い水洗の音まで /桃流



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