右脳俳句パソコン句会 2月例会(3)





  
 




049: 孫達の黙す一時雑煮食ふ 正義


*最近は、甘い美味しい食べ物が増えて子ども達でも、昔のままの雑煮では満 足しない。孫達ならなおさら。何が美味しいのだろうと不思議に思っている。 孫の気持ちはなんのその。うまい雑煮を食いましょう世代間のギャップがよく 出ていて面白い。 /文男 *年末年始孫たちが集まって賑やかですが、雑煮を食べることになって一瞬静 かになった様子がよく描かれていると思います /枯露柿 -幼いお孫さんたちでしょうか。御餅を喉につまらせないように、注意して、 ゆっくり食べている様子が見えてきます。お正月の一コマ。 /都

050: ヴァイキング方式三回冬の旅 のそう


-多くなりましたね、これも時代の流れでしょう。 /文男

051: 春立ちて太巻あまた廃棄さる 馨


-まさに時事川柳の鋭さです。私もたまたまスーパーに立ち寄った時、店を専 有している「恵方巻き」に驚きました、なんなんだろうです。 /春甫

052: 同士討ちの始まる子らの雪合戦 文男


*最初は敵味方に分かれていましたが。よく分かる情景です。 /茉胡 *遠い日が懐かしく蘇りました /百桃 *これは面白い。この句の姿も適度に整っていないので、状況のグズグズ感に 適している。秀逸。 /日常 *賑やかで無邪気な子どもたちの様子が・・これぞ雪合戦ですよね! /智子 *敵味方入り乱れての雪合戦で、賑やかなこと。 /春生 *いつの間にか敵も味方もなくなって、大騒ぎになっている様子が浮かんでき ます。 /せいち *雪合戦と聞いて、懐かしい思い出が蘇りました。同士討ちにはなりませんが、 ハラハラドキドキしたものです。子供達のはしゃぎぶりが、見えてきます。 /都

053: 立春の大地の鼓動に目覚めけり つね子


-私もこの時期の早朝、地震で目覚めました。震度は弱かったと思いますが敏 感になってるのでしょうね。 /春甫

054: 節分や黙って食事ちちはは娘 紅香


-一読して太巻き食べているんですね〜(笑) /智子 -恵方巻きでも食べているのかな?でないとすると・・・ちと辛いかなあ! /春甫

055: 遺言書また書き直す朧の夜 茉胡


*書き直し書き直しですね /百桃 -良くわかる心情句 /六合 *季語「朧の夜」が生きています。 /春生 *難しい問題です、子供が多ければ余計悩むところ、親元を訪ねてくる子供た ちの様子を見るたびにアレコレ迷ってそのたびに遺言書を書き直している。自 分が長生きをして遺言を残すほどにもなくなってしまうかもしれないのに…で しょうか。 /枯露柿

056: ゴンドラの誘う先に銀世界 熊谷邦雄


*今の季節ピッタリの句、楽しい情景が見えるようです。 /枯露柿 -昔、スキーに行った時を思い出しました。不思議と思い出って、あんなに寒 かったのに、寒さは思い出さないものですね。 /都

057: かにかくに婚六十年(むそとし)の春なれや 禄壽


*お元気で迎えられ何よりですね /百桃 *かにかく婚六十年や春の風 /六合 -うらやましい!おめでとうございます♪ /智子 -金婚式が50年、60年はダイヤモンド婚式というのですね。ちなみに、55年目 はエメラルド婚式、70年目はプラチナ婚式というそうです。これらの記念日は ご夫婦ご健在でなければお祝い出来ないのですから、凄い事ですね。とにかく おめでとうございます。 /都

058: 三日過ぎ明かり灯らぬ窓並ぶ 春甫


-何なのでしょうね。田舎に帰ってまだ戻っていない?海外旅行中?街の明り が灯らぬのは寂しい? /文男 *季語は「三日」。日常へ。「はれ」から「け」へ。 /のそう -この「三日過ぎ」というのは、正月三が日という事なので、年末年始に旅行 に出かけられている世帯が多いという今のご時世を詠まれたと思いました。そ れにしても、三が日過ぎても家に明かりが灯らないというのも寂しいですね。 /都

059: 福は内言いて戻るや一人の夜 都


-哀愁に満ちてますね・・ /智子 *さみしいけれどなんかほのぼのしています /つね子

060: ボンネットに猫の足跡寒緩む 龍夜


*ボンネットに残る余熱は野良猫にとってはこの上ない暖房です。寒が緩むと そろそろ恋の季節です。 /舞九 *そうなんですよね。洗車すると、翌日、必ずやって来るんです。同感。 /日常 *猫も外出するような気温に成ったのかな・・・。「緩む」なのでしょうね。 /春甫 *ボンネットに白梅を咲かせ、車上に一足早く春を演出する猫ちゃん。寒も緩 みます。 /葦 -猫って、真っ新なところにどうして最初に足跡を残すのでしょうか。誰も歩 いていない所とか、コンクリート塗りたて(?)の所とか・・・。そんな可笑 しさが季語の「寒緩む」に託されて面白いと思います。 /都

061: 寒桜愛でる暇もないままに 馨



062: ぎりぎりとねじ巻く時計日脚伸ぶ 智子


*懐かしい柱時計を思い出します。「ぎりぎり」が効きますね。 /春甫

063: 大寒や校庭の笛ひきしまり 六合



064: 放水の虹ここかしこ出初式 優


*よく見かける景です。「ここかしこ」が緩いとも思ったのですが、何台もの 消防車が一斉に放水する様をイメージさせるためには必要だったのですね。 /龍夜 -こういった消防の出初式は、きれいですね。 /文男 -「ここかしこ」・・・とは。大掛かりな出初式なんでしょうね。 /春甫 *「虹ここかしこ」がうまいですね。 /春生

065: 拙くも手書きの温き賀状かな 春甫


*私は何年も手書きの年賀状というものを書いたことがなく、咎められている 気持ちになりました。数が多くなるとプリンターに頼らざるを得ず、だすだけ でも勘弁願いたい、という気持ちになります。たしかに下手でも手書きにはそ の人のぬくもりが感じられます。最近、絵手紙というのが流行っていますが、 あれは文字も絵も下手であっても構わない、ということですのでいいですね。 /龍夜 *字がへたくそなので、筆まめのソフトを使っていますが。おっしゃるとおり、 そのとおりですね。 /文男 -一読してわかります〜字を覚えたてのお孫さんでしょうか。 /都

066: 壇上の力士の後ろ山笑ふ 春生


*稀勢の里を言祝いでいるのでしょう。周りにいる人もテレビの前の人も全国 の人を笑顔にしましたね。 /靖子 *新横綱ですね苦節15年日本人横綱の幸運を掴みました /桃流 *季語は「山笑ふ」。力士がそろい山笑ふ。春に相応しい場だと思いました。 /のそう

067: 春近しあの約束の指と指 せいち


*小指と小指絡ませての歌が聞こえてきました /百桃 *指には色気がありますね。小説「蝉時雨」でしたっけ?、「この指を、憶え ていますか?」・・・・・春ですなぁ。いや、春よこい。 /日常 -青春ですね、そんな思いをよみがえらせる春がすぐそこまで・・・ /つね子

068: 返信を出しそびれたる寒の暮れ 百桃


-複雑な思いの「寒の暮」ですねえ。私も、年々そんな傾向です。反省! /春甫

069: 料峭の溝に漂ふ油幕かな せいち


*「料峭の」の「の」が直接「溝」を修飾しているようで、景を受け入れるの いすこし邪魔でした。「や」などの切れ字を使ってはっきり切った方が雰囲気 が伝わると思いました。 /龍夜 *いかにも寒そうな景です。季語が効いてますね /智子 -美しい句ではないけれど、料峭の溝を想像、裏に何かありそうな句 /つね子

070: 空けやらぬ空冴え照らす月と星 枯露柿



071: 風邪病んで鏡の顔の老いにけり 枯露柿


*何時生まれた皺あちこちに /百桃

072: 母と子のポピーに埋まる館山路 枯露柿


*丁度今の季節ですね房総半島のポピーは見事です /桃流 -館山路から、おかえりなさい。母と子のお幸せな旅が目に映りました /つね子 -館山というので、千葉県ですね。テレビで今の季節になると、報道されます ので、この景色は分かるような気がします。母と子が座ればポピーに埋まって しまうでしょう。 /都
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