RAW現像

 RAW現像はデジタルカメラ撮影の記録の一つですが、少数派のようです。パーソナルの時代ですから自分で作品を仕上げている人は使っているのでしょうが、カメラメーカーも今ひとつ歯切れが悪いようです。

 プリントハウスでは、四切サイズ仕上げの場合には「RAW」も「JPG」も同じお値段です。かけがえのないあなたの写真作品です。RAW記録をお薦めします。

 カメラ雑誌ではRAW記録は失敗撮影の救済のような取り扱いですが、そんなことはありません。飛んだハイライトはRAWで出せるなんて事はありません。フィルムに比べデジタルが劣っていることは、トップハイライトでしょうか。フィルムですともろ太陽でもうまく絞り光芒となり、違和感はありません。デジタルでは、単に白い穴に見えます。私はこれを少なくするために、露光量をさらに切り詰めます。すると、全体にアンダーとなります。この強いアンダーはJPGでも明るくできますが、希望の階調とはなりませんし、カラーバランスも崩れています。カメラでRAW記録しておくと、現像ソフトでこのアンダーの状態を実にきれいに表現してくれます。これが「RAW」の力だと思っています。

 「JPGは偽装」などと言うと嫌われるかもしれませんが、写真作品は最高の仕上げを行うべきと考えています。カメラは明るさでは4,096の明るさを判別していますが、JPGでは256に圧縮しています。布団を圧縮するときは布団がなくなることはないのですが、デジタルで圧縮すると、4,096のうち3,840の階調を捨てていることです。理由は「わからない」です。5年前はメディアもメモリーも高額だったことも影響していたのでしょうが、今や、誰でも手の届く範囲になったはずです。かつて、「ばれなければ何でもあり」が蔓延しましたが、「何も削らない、何も足さない」が写真作品でしょう と考えています。RAWをお預かりしますと大変です。今やキャノンkissでも1800万画素もあります。PCへのコピーペースト、DPPで開く、TIF16ビットへの変換、フォトショップへの転送 どれも1000万画素の時の何倍もの時間が必要となりました。しかし、モニターに再現される階調には感激します。

 原板は作品の仕上げ途中です。一千万画素のカメラならば、その全部を使った作品作りをお薦めします。かけがえのない「私の作品」なのですから。メーカーも「JPGはそのままでプリント」と言うようになりました。写真作品は焼き込みや覆い焼きが必ず必要です。四隅を少し焼き込むだけでも、主題が引き立つとは、作品のマニュアルに必ず出てくることです。

 詳しくは、プリントハウスの「デジタル写真コンサルタント」を訪ねてください。

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