モノクロフィルム現像

 プリントハウスのモノクロフィルム現像は「D76」・希釈比 1対1の希釈現像です。

 カラーフィルムはことある毎にモデルチェンジを目にしますが、モノクロフィルムのモデルチェンジに気づいた人はおいででしょうか。実はコダックでは実施しています。しかし、そのフィルム現像薬は開発から50年以上たっていますが、配合率は同じだそうです。一番長命な現像薬は「D76」です。

 フジのミクロファイン、フジドールEも受け付けています。

 モノクロフィルムはカラーフィルム以上に趣味性が強く、おそらく写真店に黒白フィルム現像を出している人を発見出来ないと思います。でも、モノクロフィルムで作品を作ってみようと思っている人にはたまに出会います。他店で現像したフィルムは、ズバリ、コントラストが強すぎます。機械用現像液・短時間処理の結果、シャドウの濃度が上がりすぎている状態と思われます。このことは一概に悪い事ではありませんが、もし、柔らかなトーン、アンダー域での階調を希望されるのでしたら、最悪です。

 プリントハウスが「D76」・希釈比 1対1の希釈現像をお薦めするのは、プリントしやすいからです。コントラストの強いフィルムから印画紙プリントすることは難儀です。トップハイライトのトーンと深い暗部の締まりを一発・一枚で仕上げられますと、儲けに繋がります。ハイコントラストのフィルムでは自分の作品の時に近い仕上がりを目指しますと二枚三枚と重ねても満足は得られません。先輩からの格言に「たっぷり露出、あっさり現像」があります。「たっぷり露出」は撮影時にはシャドウ範囲のトーンを残す露出をかけ、「あっさり現像」はシャドウの濃度を上げすぎないことを指しているのでしょう。ネガフィルムを見ると「ダメかなー」と思うほどの黒い範囲も、時間をかければトーンが出てきます。境目のつながりを自然な感じになると良いんですが。

 コントラストの高いプリントを「硬い」仕上がりと言います。硬いプリントは瞬間観賞では評価されますが、味わいが乏しいことから、じっくり見ているとすぐあきてきます。

 強コントラストな作品を目指す方は、プリントハウスの個性フィルム現像をお試しください。

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