5月中旬、中央アルプス(南駒ヶ岳)を背景にお田植えが始まった。
景観とすれば最高だ。(守る皆さんからすれば、アルプスばかり眺めてはいられないが。)
大きな田んぼでも10アール余り、小さな田んぼでは1.5アールほどだ。
当然のことながら「○○条植」というような大きな田植機は入ることはできない。
共同で行わなければとても耕作はできない。
大型台風にも耐えて、実りの秋が近づいてきた。
棚田の土手にはワレモコウ、ツルボなど懐かしい草花がけっこうある。
昔(?)は、田植えや稲刈りには家族総出で行い、小さな子供達は田圃の「ボタ」で親の働く姿をジッと見ていたものだ。
稲刈り鎌で手を切ると、傷がことのほか痛かったことを思いだす。
こども達も初めての体験だ。。
農家の皆さんはさすがに仕事が速い。棚田の稲刈りも今日で終わりだ。
棚田の現状は、景観の保全や都市住民による保全等が行われてはいるが、農業をする側からすれば益々高齢化が進むなかで、大変な労力を必要とする。
生産を継続し、荒廃化を防ぐための方策の一つとして、耕作し易いような棚田の区画整理を早急にする必要があると思う。
そう思うのは私だけだろうか 。
来年の春もお田植えがあることを心から望むものである。

棚  田  考

長野県中川村飯沼地区、棚田、谷地田の荒廃化が進むなかで、ふるさとの棚田を守ろうと今年(平成16年)5月地元農家の有志の皆さんがお田植えを行って5ヶ月余り、9月19日の日に収穫体験の参加者も加わり稲刈りが行われた。

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